昨夜は星空が見えたので今日は天気がいいと思っていましたが、山頂は雲に隠れています。
朝4時に起きて朝食、その後直ちに出発準備を済ませます。
今回は、稜線へのルートを外すわけにはいきません。
前回もきちんとしたリートを歩けなかったので慎重にルートを見極めます。
5:20分、目指すルンゼに向かって登ります。
がればの岩に気をつけながら登ると雪渓があります。
この雪渓は軽アイゼンを付けて登ります。
雪渓を登り終えたところから登山道とはいえないような浮き石だらけでガラガラのルンゼを登ります。
落石を起こさないように注意して登りますが、ドンドン傾斜がましてきます。
やがて、登山道は灌木の中に溝となってさらに傾斜がましていきます。
天気の方も具合が良くありません。
山頂部にかかっていた雲が厚みを増し小雨を降らせてきます。
小1時間で稜線直下まで登りました。
ここで、雨具を付けます。
稜線は日高側から強い風を伴い雨が降っています。
稜線に出る強い風で身体が傾くほどです。
この風雨の中で山頂まで行くのが良いのか?
これ以上雨が強くなったら引き返さなければと思いながら登ります。
ジャンクションピークを過ぎても天気の具合はあまり変わりません。
時々雨が小止みになってきたような気がします。
コルを過ぎ、山頂へ向かっての登りが続きます。
登るに従って辺りの景色が少し見えてきました。
約2時間ほど掛かって山頂に到着することができました。
遙か遠くにカムエクの姿を望むことができます。
風が強いので十勝側に身体を隠して休憩を取ります。
残念ながら北側の眺望はあまりありません。
五勝手屋のヨウカンを食べて一息つきます。
天気が悪いので山頂での休憩もそこそこに北東カールへ向かって降ります。
途中でカールの中にポツンと残してきたテントが見えます。
ジャンクションピークを過ぎ、いよいよ稜線からの急なルンゼを降ります。
左右の灌木の枝を掴みながら慎重に降ります。
雪渓を降り、テントサイトに着いたときは、正直ホッとしました。
ここで、さらにナメ滝を降らなければならないのでお茶を飲んで気持ちと身体を落ち着かせます。
10:00分、いよいよナメ滝の降りに挑戦です。
ここは慎重かつ大胆に降らなければいけません。
主に左岸にある捲き道を利用して降ります。
1時間ほどナメ滝と格闘の末、無事に降ることができました。
今日一番の難所を越えてホッとしましたが、何と次の難所が待ち構えていたのです。
それは、ナメ滝下にあった大きな雪渓が崩落してるのです。

昨日渡ってきた雪渓が崩落しています。
これにはビックリです。
昨日落ちなくて良かった、というのが正直な感想です。
ここは左岸に残されている雪渓沿いを慎重に降ります。
あとは、それほどの難所は無いのですが、疲れてきているので慎重に降ります。
Tkさんが遅れ気味になるので捲き道を外さないように神経を集中します。
しばらく降ると登ってくる人影が見えました。
若い男女に中高年の男性の3人組です。
北東カールのテントサイト、ナメ滝下の雪渓の崩落などの情報を話します。
標高900mにある雪崩のデブリを越えてからは、また濁った沢水の中を歩きます。
ここからが長かったです。
時間ばかり掛かり、なかなか進まないのです。
曇天の中、日暮れの時間が気に掛かります。
小1時間ごとに休憩を挟み降り続けます。
捲き道も捜しているのですが、はっきりしない場所もあります。
右岸にはっきりしたピンクのテープを見つけます。
このテープから先はずいぶん歩きやすくなっています。
Tkさんが林道の跡みたいだといいます。
私はTkさんに言われるまで林道跡に来ていること気が付いていませんでした。
なるほど、左手を見ると沢の様子が林道を歩いて登ってきたときと同じなのです。
どうも、左岸にある捲き道を捜せずに林道まで沢を降ってしまったようです。
今歩いているところが林道跡だと分かってからは、やっと気持ちが落ち着きました。
林道歩きを小1時間、日が落ちる間際に駐車場に着きました。
すぐにずぶ濡れの衣服を着替えて八千代のユースへ向かいます。
これで、やっと、5回目にして山頂を踏むことができたエサオマントツタベツ岳でした。
日高の山に初挑戦、Tkさん、お疲れさまでした!!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
そうそう、レンズに沢水が入ってしまったカメラですが、
自宅で乾かしていると何とか使えそうなくらいレンズの中に
あった水滴が消えました。
水跡が少し残っているので多少解像度が落ちますが、
このまま使おうと思っています。
朝4時に起きて朝食、その後直ちに出発準備を済ませます。
今回は、稜線へのルートを外すわけにはいきません。
前回もきちんとしたリートを歩けなかったので慎重にルートを見極めます。
5:20分、目指すルンゼに向かって登ります。
がればの岩に気をつけながら登ると雪渓があります。
この雪渓は軽アイゼンを付けて登ります。
雪渓を登り終えたところから登山道とはいえないような浮き石だらけでガラガラのルンゼを登ります。
落石を起こさないように注意して登りますが、ドンドン傾斜がましてきます。
やがて、登山道は灌木の中に溝となってさらに傾斜がましていきます。
天気の方も具合が良くありません。
山頂部にかかっていた雲が厚みを増し小雨を降らせてきます。
小1時間で稜線直下まで登りました。
ここで、雨具を付けます。
稜線は日高側から強い風を伴い雨が降っています。
稜線に出る強い風で身体が傾くほどです。
この風雨の中で山頂まで行くのが良いのか?
これ以上雨が強くなったら引き返さなければと思いながら登ります。
ジャンクションピークを過ぎても天気の具合はあまり変わりません。
時々雨が小止みになってきたような気がします。
コルを過ぎ、山頂へ向かっての登りが続きます。
登るに従って辺りの景色が少し見えてきました。
約2時間ほど掛かって山頂に到着することができました。
遙か遠くにカムエクの姿を望むことができます。
風が強いので十勝側に身体を隠して休憩を取ります。
残念ながら北側の眺望はあまりありません。
五勝手屋のヨウカンを食べて一息つきます。
天気が悪いので山頂での休憩もそこそこに北東カールへ向かって降ります。
途中でカールの中にポツンと残してきたテントが見えます。
ジャンクションピークを過ぎ、いよいよ稜線からの急なルンゼを降ります。
左右の灌木の枝を掴みながら慎重に降ります。
雪渓を降り、テントサイトに着いたときは、正直ホッとしました。
ここで、さらにナメ滝を降らなければならないのでお茶を飲んで気持ちと身体を落ち着かせます。
10:00分、いよいよナメ滝の降りに挑戦です。
ここは慎重かつ大胆に降らなければいけません。
主に左岸にある捲き道を利用して降ります。
1時間ほどナメ滝と格闘の末、無事に降ることができました。
今日一番の難所を越えてホッとしましたが、何と次の難所が待ち構えていたのです。
それは、ナメ滝下にあった大きな雪渓が崩落してるのです。

昨日渡ってきた雪渓が崩落しています。
これにはビックリです。
昨日落ちなくて良かった、というのが正直な感想です。
ここは左岸に残されている雪渓沿いを慎重に降ります。
あとは、それほどの難所は無いのですが、疲れてきているので慎重に降ります。
Tkさんが遅れ気味になるので捲き道を外さないように神経を集中します。
しばらく降ると登ってくる人影が見えました。
若い男女に中高年の男性の3人組です。
北東カールのテントサイト、ナメ滝下の雪渓の崩落などの情報を話します。
標高900mにある雪崩のデブリを越えてからは、また濁った沢水の中を歩きます。
ここからが長かったです。
時間ばかり掛かり、なかなか進まないのです。
曇天の中、日暮れの時間が気に掛かります。
小1時間ごとに休憩を挟み降り続けます。
捲き道も捜しているのですが、はっきりしない場所もあります。
右岸にはっきりしたピンクのテープを見つけます。
このテープから先はずいぶん歩きやすくなっています。
Tkさんが林道の跡みたいだといいます。
私はTkさんに言われるまで林道跡に来ていること気が付いていませんでした。
なるほど、左手を見ると沢の様子が林道を歩いて登ってきたときと同じなのです。
どうも、左岸にある捲き道を捜せずに林道まで沢を降ってしまったようです。
今歩いているところが林道跡だと分かってからは、やっと気持ちが落ち着きました。
林道歩きを小1時間、日が落ちる間際に駐車場に着きました。
すぐにずぶ濡れの衣服を着替えて八千代のユースへ向かいます。
これで、やっと、5回目にして山頂を踏むことができたエサオマントツタベツ岳でした。
日高の山に初挑戦、Tkさん、お疲れさまでした!!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
そうそう、レンズに沢水が入ってしまったカメラですが、
自宅で乾かしていると何とか使えそうなくらいレンズの中に
あった水滴が消えました。
水跡が少し残っているので多少解像度が落ちますが、
このまま使おうと思っています。