服部文祥氏の講演会が札幌で開かれます。
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北海道で服部文祥さんのことをご存じの方は少ないと思いますが、「自称・サバイバル登山」を実践している方です。
「サバイバル登山」というのは、食料を釣りや狩猟により現地調達し、かつ、登山装備も極力少なくした登山スタイルで山と対峙するものと自身で定義しています。
彼は、このスタイルで無雪期の日高の縦走を行っています。
それは、沢を登りイワナやオショロコマを釣って食料とし、沢から峰や山頂、また沢を降るを繰り返して日高全山を歩いたのです。
最近では、狩猟免許を取り銃を携行しており、鹿や鳥なども食料に加えております。
著書には、『サバイバル登山家』(みすず書房)
『百年前の山を旅する』(東京新聞)
などがあります。
こんな人ですから、普通の登山では考えられない面白い話が聞けるのではないでしょうか。
私がお勧めする講演会です。
場所と時間は次のとおりです。
「服部文祥記念講演会・サバイバル登山と北海道の山々」
日時 11月9日(土)午後6時30分開演
場所 かでる27 1階ホール
(札幌市中央区北2条7丁目)
なお、前売り券は秀岳荘で扱っています。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
私事ですが、私も40数年前に食料は米と調味料などだけを持ちタンパク源は釣りをして調達するという方法で知床岳に登ったことがあります。
誘ってくれたのは、早川禎治さんでした。
この当時、知床五湖から先の林道は知床大橋までしか開通しておらず、その先は工事中でした。
ウブシノッタ川に架ける橋の工事中で、ここから、海岸まで工事用の細く急な道を降り、ルシャまでゴロゴロした岩を歩いた記憶があります。
チャカパパイという沢を詰める途中、この沢で釣りをしてオショロコマをゲット、食料としました。
この沢は、途中でカラ沢となり、源流部まで水無でした。
この沢を登り詰め、知床岳の山頂が見えた所から猛烈なハイ松に行く手を遮られ、何と、ハイ松の枝を渡りながら山頂下まで歩きました。
そこには、小さな湧き水が溜まった沼があり水の心配が無くなってホッとしたものです。
山頂からは、テッパンベツの沢を降り下山。
私にとっては、忘れられない山行でした。
今も、この時の情景が目に浮かんでくるほどです。
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北海道で服部文祥さんのことをご存じの方は少ないと思いますが、「自称・サバイバル登山」を実践している方です。
「サバイバル登山」というのは、食料を釣りや狩猟により現地調達し、かつ、登山装備も極力少なくした登山スタイルで山と対峙するものと自身で定義しています。
彼は、このスタイルで無雪期の日高の縦走を行っています。
それは、沢を登りイワナやオショロコマを釣って食料とし、沢から峰や山頂、また沢を降るを繰り返して日高全山を歩いたのです。
最近では、狩猟免許を取り銃を携行しており、鹿や鳥なども食料に加えております。
著書には、『サバイバル登山家』(みすず書房)
『百年前の山を旅する』(東京新聞)
などがあります。
こんな人ですから、普通の登山では考えられない面白い話が聞けるのではないでしょうか。
私がお勧めする講演会です。
場所と時間は次のとおりです。
「服部文祥記念講演会・サバイバル登山と北海道の山々」
日時 11月9日(土)午後6時30分開演
場所 かでる27 1階ホール
(札幌市中央区北2条7丁目)
なお、前売り券は秀岳荘で扱っています。
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私事ですが、私も40数年前に食料は米と調味料などだけを持ちタンパク源は釣りをして調達するという方法で知床岳に登ったことがあります。
誘ってくれたのは、早川禎治さんでした。
この当時、知床五湖から先の林道は知床大橋までしか開通しておらず、その先は工事中でした。
ウブシノッタ川に架ける橋の工事中で、ここから、海岸まで工事用の細く急な道を降り、ルシャまでゴロゴロした岩を歩いた記憶があります。
チャカパパイという沢を詰める途中、この沢で釣りをしてオショロコマをゲット、食料としました。
この沢は、途中でカラ沢となり、源流部まで水無でした。
この沢を登り詰め、知床岳の山頂が見えた所から猛烈なハイ松に行く手を遮られ、何と、ハイ松の枝を渡りながら山頂下まで歩きました。
そこには、小さな湧き水が溜まった沼があり水の心配が無くなってホッとしたものです。
山頂からは、テッパンベツの沢を降り下山。
私にとっては、忘れられない山行でした。
今も、この時の情景が目に浮かんでくるほどです。