7月30日から2泊3日で沼の原から五色ヶ原を抜けてトムラウシ山へ登ってきました。
沼ノ原への登山口となるクチャンベツ沢へ通ずる層雲峡本流線の林道は、4年ほど前の8月に北海道を襲った豪雨により林道の一部が崩壊し、その改修工事のため通行が出来ませんでした。
その工事もようやく昨年秋に終了し、この春から入林が出来るようになったわけです。
このルートからは、以前、五色ヶ原の手前まで歩いたことがあります。
この時は日帰りだったために帰りの時間を考えるとこの辺りで帰らざるを得ませんでした。
今回は2泊3日で日程を組みました。
宿泊場所は、1日目を虫別岳の避難小屋、2泊目をヒサゴ沼の避難小屋としました。
もちろん、小屋泊まりが無理な場合を考えてテント持参の山行です。
7月30日(木曜日)
朝4時30分、札幌を発ちます。
高速道路を飛ばして層雲峡へ向かいます。
層雲峡のコンビニで行動食を購入してクチャンベツの登山口へ向かいます。
上士幌へ向かう国道から高原温泉へ向かう道へ右折します。
そして、10分弱走ったところにゲートがあります。
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今ゲートはダイヤル錠で閉じられています。
ダイヤルの番号は、上川森林管理署上川事業所(TEL 0165822001)に電話して教えてもらいます。
林道を走ること15分くらいでクチャンベツの登山口に到着です。
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駐車場としてのスペース間十分にあります。
すでに10台以上の車が止まっています。
まとわりついてくる蚊を払いながら登山準備をします。
7:50分、さあ、まずは沼ノ原を目指します。
軽く登るといったん沢に向かって降ります。
そして、渡渉するのですが、この沢がクチャンベツの沢です。
流れの手前が水で削られています。
しかし、沢水の量は多くないので飛び石伝いに渡れば靴を濡らすことはありません。
渡渉を終えると傾斜の緩い登山道ですのでゆっくり登ります。
林の中は空気が涼しく気持ちよく歩けます。
やがて、急な登りとなります。
雨が降ったときには雨水が登山道に流れ込んでくる荒れた道が続きます。
一気に汗が噴き出してきます。
この急斜面を頑張って歩くと空が明るくなってきます。
どうやら、沼ノ原に近づいたようです。
9:10分、登山道が一気に明るくなります。
沼ノ原の端に到着です。
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ここからは木道歩きが続きます。
小さな沼が見えてきました。
ワタスゲの白い綿毛がポツポツと見えています。
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そして、大きい沼まで来ると正面にトムラウシ山の大きな姿が見えてきます。
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ここから見るトムラウシ山は本当に大きく見えます。
私は、トムラウシ山が一番よく見えるポイントがこの沼ノ原だと思っています。
木道は大きく右に回り込むように造られています。
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しばらくは、この湿原の景色を楽しみながら木道を歩きます。
大沼の先から新しい木道が付けられていました。
そういえば、以前来たときには、この先の木道は痛みがひどく朽ちていた部分が沢山ありました。
この古い部分をすべて作り替えたようです。
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ワタスゲ以外の花も見られます。
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ミヤマリンドウです。
木道を歩き終えて少し降るとそこは水場といわれる休憩に最適な場所でした。
10:05分、水場に到着です。
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小さな流れですが、冷たくて美味しい水でした。
沼ノ原の指定キャンプ地は大沼の所ですが、実は、指定キャンプ地は水が浮いているような場所です。
とてもテントを張れるような場所ではありません。
私は、この水場にテントを張ることを薦めます。
このテン場は、正式なものではありませんが、沢水もすぐ汲めます。
林の中ですので風の影響もありません。
この水場で休憩を取ると、さあ、五色ヶ原へ向かっての急登へ挑戦です。
水場からは急な登山道を登ります。
雪融け水が流れて土の登山道は深く彫り込まれています。
泥ですので滑りますが、両側の笹が綺麗に刈り込まれていますのでそちらを歩くことも出来ます。
今回歩いて感じたのですが、五色ヶ原まで笹が綺麗に刈り払われていました。
その結果でしょう、とても歩きやすくなっています。
強くなってきた日差しの中、急登を登ります。
この坂を登ると五色ヶ原の末端部に到着です。
ちらほら高山植物の花も目に付いてきます。
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チングルマです。
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ミヤマリンドウです。
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エゾコザクラもまだ咲いています。
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こんな光景を見ながら歩きます。
五色ヶ原も湿原ですので、登山道のほとんどに木道が設置されています。
木道は濡れると滑るので歩きやすいとはいえません。
ゴツゴツ足に響いてきます。
そんなことで意外と疲れます。
しかし、周りに咲く花が心を癒してくれます。
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トムラウシ山の姿が大きくなってきます。
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ワタスゲの群落もあります。
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ミヤマキンポウゲの群落です。
目の先に五色だけと思われるピークが見えてくると、右手に虫別岳、その奥に旭岳の姿を見ることが出来ます。
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尖った岩の横が五色岳です。
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左手が崖のような急斜面になっている山が虫別岳です。
実は、この虫別岳を目にするのは50年振りになります。
高校2年の夏、大雪山の縦走が夏山の合宿でした。
この合宿で歩いて以来、この周辺を歩いていないのです。
そんなことで、新鮮な気持ちで辺りをキョロキョロ見ていました。
12:30分、五色岳に到着です。
ここまで来ると虫別岳の避難小屋までもう一息です。
そんなことでゆっくり休みます。
天気は上々、風が少しあるものの汗をかいた身体には気持ちよく過ごせます。
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この花はあまり見かけない花でした。名前を調べなくては・・・
あまり休んでもいられないので避難小屋へ向かって降ります。
今回はトムラウシ山を登るつもりですのでヒサゴ沼へ向かう方がいいのですが、昨年この小屋を直したとの話があるのでそれを確かめるために泊まることにしました。
稜線の分岐から10分ほど降ると小屋が見えてきました。
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なかなか良いロケーションです。
13:20分、虫別岳の避難小屋に到着です。
小屋の中には単独の男性が先着しています。
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水は、小屋から少し降った雪渓の下で汲みます。
その途中にテント場がありましたが、数張り張るのがやっとといった広さです。
小屋にはツァーの団体も入り、賑やかになってきました。
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さて、小屋の中を見ると1階の床が張り替えられたようで黄色いしっかりしたパネルとなっていました。
2階もあるので20人は十分に泊まれるでしょう。
今日は快適な小屋泊まりです。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
最終的にこの日の小屋利用者はツァーの団体が7人ほど、単独の利用者が私を含めて4人、
ご夫婦が1組、といったところです。
なかなかの利用者数かと思います。
この小屋は白雲の避難小屋とヒサゴ沼の避難小屋の丁度中間点にあります。
白雲の小屋からですと3時間ほどでここへ来ることができるでしょう。
トムラウシ山を目指す人が多い縦走では、この小屋を飛ばしてヒサゴ沼の小屋へ向かうはずです。
その方が効率的であり、十分に歩ける距離ですので、この小屋を利用する人は少ないと思っていました。
しかし、ツァーなどでは、込むことが予想される白雲の小屋やヒサゴ沼の小屋より、
この小屋の方が確実に泊まれる小屋として利用しているようです。
また、天候が急変した場合などを考えると歩いて3時間ほどの距離に小屋があるのは心強いですね。
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夕方ですが、雪渓の向こう側に鹿が2頭ほど現れ草を飯でいます。
この高度まで鹿が登ってきて草を食べると食害を心配せずにはいられません。
草が無くなると笹が増えて植生が変わる原因となります。
そういう意味でも、増えすぎた鹿は問題です。
そろそろ、大雪でも鹿の駆除を考える時期に来ているのではないでしょうか。
沼ノ原への登山口となるクチャンベツ沢へ通ずる層雲峡本流線の林道は、4年ほど前の8月に北海道を襲った豪雨により林道の一部が崩壊し、その改修工事のため通行が出来ませんでした。
その工事もようやく昨年秋に終了し、この春から入林が出来るようになったわけです。
このルートからは、以前、五色ヶ原の手前まで歩いたことがあります。
この時は日帰りだったために帰りの時間を考えるとこの辺りで帰らざるを得ませんでした。
今回は2泊3日で日程を組みました。
宿泊場所は、1日目を虫別岳の避難小屋、2泊目をヒサゴ沼の避難小屋としました。
もちろん、小屋泊まりが無理な場合を考えてテント持参の山行です。
7月30日(木曜日)
朝4時30分、札幌を発ちます。
高速道路を飛ばして層雲峡へ向かいます。
層雲峡のコンビニで行動食を購入してクチャンベツの登山口へ向かいます。
上士幌へ向かう国道から高原温泉へ向かう道へ右折します。
そして、10分弱走ったところにゲートがあります。
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今ゲートはダイヤル錠で閉じられています。
ダイヤルの番号は、上川森林管理署上川事業所(TEL 0165822001)に電話して教えてもらいます。
林道を走ること15分くらいでクチャンベツの登山口に到着です。
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駐車場としてのスペース間十分にあります。
すでに10台以上の車が止まっています。
まとわりついてくる蚊を払いながら登山準備をします。
7:50分、さあ、まずは沼ノ原を目指します。
軽く登るといったん沢に向かって降ります。
そして、渡渉するのですが、この沢がクチャンベツの沢です。
流れの手前が水で削られています。
しかし、沢水の量は多くないので飛び石伝いに渡れば靴を濡らすことはありません。
渡渉を終えると傾斜の緩い登山道ですのでゆっくり登ります。
林の中は空気が涼しく気持ちよく歩けます。
やがて、急な登りとなります。
雨が降ったときには雨水が登山道に流れ込んでくる荒れた道が続きます。
一気に汗が噴き出してきます。
この急斜面を頑張って歩くと空が明るくなってきます。
どうやら、沼ノ原に近づいたようです。
9:10分、登山道が一気に明るくなります。
沼ノ原の端に到着です。
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ここからは木道歩きが続きます。
小さな沼が見えてきました。
ワタスゲの白い綿毛がポツポツと見えています。
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そして、大きい沼まで来ると正面にトムラウシ山の大きな姿が見えてきます。
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ここから見るトムラウシ山は本当に大きく見えます。
私は、トムラウシ山が一番よく見えるポイントがこの沼ノ原だと思っています。
木道は大きく右に回り込むように造られています。
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しばらくは、この湿原の景色を楽しみながら木道を歩きます。
大沼の先から新しい木道が付けられていました。
そういえば、以前来たときには、この先の木道は痛みがひどく朽ちていた部分が沢山ありました。
この古い部分をすべて作り替えたようです。
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ワタスゲ以外の花も見られます。
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ミヤマリンドウです。
木道を歩き終えて少し降るとそこは水場といわれる休憩に最適な場所でした。
10:05分、水場に到着です。
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小さな流れですが、冷たくて美味しい水でした。
沼ノ原の指定キャンプ地は大沼の所ですが、実は、指定キャンプ地は水が浮いているような場所です。
とてもテントを張れるような場所ではありません。
私は、この水場にテントを張ることを薦めます。
このテン場は、正式なものではありませんが、沢水もすぐ汲めます。
林の中ですので風の影響もありません。
この水場で休憩を取ると、さあ、五色ヶ原へ向かっての急登へ挑戦です。
水場からは急な登山道を登ります。
雪融け水が流れて土の登山道は深く彫り込まれています。
泥ですので滑りますが、両側の笹が綺麗に刈り込まれていますのでそちらを歩くことも出来ます。
今回歩いて感じたのですが、五色ヶ原まで笹が綺麗に刈り払われていました。
その結果でしょう、とても歩きやすくなっています。
強くなってきた日差しの中、急登を登ります。
この坂を登ると五色ヶ原の末端部に到着です。
ちらほら高山植物の花も目に付いてきます。
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チングルマです。
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ミヤマリンドウです。
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エゾコザクラもまだ咲いています。
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こんな光景を見ながら歩きます。
五色ヶ原も湿原ですので、登山道のほとんどに木道が設置されています。
木道は濡れると滑るので歩きやすいとはいえません。
ゴツゴツ足に響いてきます。
そんなことで意外と疲れます。
しかし、周りに咲く花が心を癒してくれます。
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トムラウシ山の姿が大きくなってきます。
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ワタスゲの群落もあります。
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ミヤマキンポウゲの群落です。
目の先に五色だけと思われるピークが見えてくると、右手に虫別岳、その奥に旭岳の姿を見ることが出来ます。
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尖った岩の横が五色岳です。
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左手が崖のような急斜面になっている山が虫別岳です。
実は、この虫別岳を目にするのは50年振りになります。
高校2年の夏、大雪山の縦走が夏山の合宿でした。
この合宿で歩いて以来、この周辺を歩いていないのです。
そんなことで、新鮮な気持ちで辺りをキョロキョロ見ていました。
12:30分、五色岳に到着です。
ここまで来ると虫別岳の避難小屋までもう一息です。
そんなことでゆっくり休みます。
天気は上々、風が少しあるものの汗をかいた身体には気持ちよく過ごせます。
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この花はあまり見かけない花でした。名前を調べなくては・・・
あまり休んでもいられないので避難小屋へ向かって降ります。
今回はトムラウシ山を登るつもりですのでヒサゴ沼へ向かう方がいいのですが、昨年この小屋を直したとの話があるのでそれを確かめるために泊まることにしました。
稜線の分岐から10分ほど降ると小屋が見えてきました。
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なかなか良いロケーションです。
13:20分、虫別岳の避難小屋に到着です。
小屋の中には単独の男性が先着しています。
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水は、小屋から少し降った雪渓の下で汲みます。
その途中にテント場がありましたが、数張り張るのがやっとといった広さです。
小屋にはツァーの団体も入り、賑やかになってきました。
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さて、小屋の中を見ると1階の床が張り替えられたようで黄色いしっかりしたパネルとなっていました。
2階もあるので20人は十分に泊まれるでしょう。
今日は快適な小屋泊まりです。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
最終的にこの日の小屋利用者はツァーの団体が7人ほど、単独の利用者が私を含めて4人、
ご夫婦が1組、といったところです。
なかなかの利用者数かと思います。
この小屋は白雲の避難小屋とヒサゴ沼の避難小屋の丁度中間点にあります。
白雲の小屋からですと3時間ほどでここへ来ることができるでしょう。
トムラウシ山を目指す人が多い縦走では、この小屋を飛ばしてヒサゴ沼の小屋へ向かうはずです。
その方が効率的であり、十分に歩ける距離ですので、この小屋を利用する人は少ないと思っていました。
しかし、ツァーなどでは、込むことが予想される白雲の小屋やヒサゴ沼の小屋より、
この小屋の方が確実に泊まれる小屋として利用しているようです。
また、天候が急変した場合などを考えると歩いて3時間ほどの距離に小屋があるのは心強いですね。
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夕方ですが、雪渓の向こう側に鹿が2頭ほど現れ草を飯でいます。
この高度まで鹿が登ってきて草を食べると食害を心配せずにはいられません。
草が無くなると笹が増えて植生が変わる原因となります。
そういう意味でも、増えすぎた鹿は問題です。
そろそろ、大雪でも鹿の駆除を考える時期に来ているのではないでしょうか。
2泊3日の山泊良かったですね
沼の原の大沼のテント指定地は雨だと泊まりたくないですよね!沼の水は嫌だし相棒も水場の所がテント張るにはいいのにと井の中さんと同じ事を話してましたよ。
忠別小屋でもまだ水が取れたんですね
テント泊は楽しいけれど行くまで重い辛い
でも山の絶景みたら又行きたくなります
そうですね、テント泊は小屋泊まりと違って他人を気にしなくて良い面はありますが、雨など降るとちょっと心許ない部分があります。
今回は、小屋泊まりしてますが、一応、テントは持っていっています。
虫別小屋の水場ですが、雪渓の大きさからいって8月中は大丈夫でしょう。