この週末は、丹後半島浅茂川にカニ料理を食べに行ってきました。 仕事上での付き合いの方々と間人ガニを満喫しました。お天気もよく日本海を見て、温泉にも入り、大満足の一泊二日でありました。しかし、この時期に日本海沿岸に行って、カニを食べるのは関西人の特徴らしいですが、なかななか美味しいですねえ。と言っても、一年の一度食べれば十分ですが…。帰りに、出石によって、皿そばを食べて帰りました。これもカニツアーの帰りの定番なんでしょうねえ。
そんなわけで、今回はヴィヴァルディのオーボエ協奏曲です。ハンスイェルク・シェレンベルガーのオーボエとフランツ・リスト室内管弦楽団の演奏。1994年6月13日~17日の録音です。このCDは、岡山の中古やさんで見つけたものなんですが、まったく存在を知りませんでしたし、ネットで調べてもまったくと言っていいほど、ヒットしないんです。あまり知られていないんでしょうかねえ。こんなCDは珍しいです。
加えて、ヴィヴァルディのオーボエ協奏曲なんですが、あまたの協奏曲を書いたヴィヴァルディですから、オーボエ協奏曲も書いたんだろうと思いました。しかし、あまり知っている曲はないんですよねえ。調べてますと、CDでは、ハインツ・ホリガーのイムジチのオーボエ協奏曲全集があります。これによると、25曲。今一つ、ファブレッテとラルテ・デラルコのものは21曲が収められています。ホリガーのには、ヴァイオリンとオーボエとかの協奏曲も入っているので、それらを除くと、RV446からRV465の20曲が一般的なオーボエ協奏曲かな、と思います。ただ、RV450、RV457、RV463はファゴット協奏曲、RV456はリコーダー協奏曲として作曲されたものとも言われています。曲がほんとに多い作曲家のので、なかなか大変ですねえ。それで、このCDには、ハ長調RV451、イ短調RV461、ハ長調RV450、ヘ長調RV457、イ短調RV463、へ長調RV456の六曲が収められています。
オーボエのシェレンベルガーは、BPOの首席奏者を1980年から20年間務め、日本とも関わりが深く、特に2013年からは岡山フィルの首席指揮者として定演などでは出演されています。フランツ・リスト室内管弦楽団は、ハンガリー・ブダペストに本拠地がある室内オーケストラである。弦楽アンサンブルですね。基本的に指揮者を置かず演奏してます。
6曲ともヴィヴァルディらしい、聴きやすさ満載の曲なんです。確かに同じような曲なんですが、じっくり聴くと曲のよさがにじみ出てきます。やはり、シェレンベルガーのオーボエですねえ。この人のオーボエ、派手さはあまり感じず、表情も大仰さはなく、むしろ渋さを感じさせます。音色も明快でいいですねえ。そして、フランツ・リストCOも、堅実なオケで、シェレンベルガーのオーボエとも、大変調和しており、両者が一体となったような良い関係が感じられますね。
どの曲も、急緩急の三楽章形式なんですが、はやりゆったりとした第2楽章のラルゴやアンダンテがオーボエの伸びやかな音色とそれをサポートするオケが美しいのでありました。RV463イ短調は特にオーボエが時を超えて美しい響きを歌い、シェレンベルガーは雄弁ではなく堅実なオーボエなんですが、実にいいです。
しかし、カニって美味しいですが、続けて食べる気にはなかなかならないですね。そのあたりカキと同じですね。まあ高価なものでもありますし、繰り返しますが一年に一度ぐらい食べれば十分ですかね。しかし、シーズンも終わりに近づき、たくさんの人でありました。
(SONY SRCR1614 1996年)
そんなわけで、今回はヴィヴァルディのオーボエ協奏曲です。ハンスイェルク・シェレンベルガーのオーボエとフランツ・リスト室内管弦楽団の演奏。1994年6月13日~17日の録音です。このCDは、岡山の中古やさんで見つけたものなんですが、まったく存在を知りませんでしたし、ネットで調べてもまったくと言っていいほど、ヒットしないんです。あまり知られていないんでしょうかねえ。こんなCDは珍しいです。
加えて、ヴィヴァルディのオーボエ協奏曲なんですが、あまたの協奏曲を書いたヴィヴァルディですから、オーボエ協奏曲も書いたんだろうと思いました。しかし、あまり知っている曲はないんですよねえ。調べてますと、CDでは、ハインツ・ホリガーのイムジチのオーボエ協奏曲全集があります。これによると、25曲。今一つ、ファブレッテとラルテ・デラルコのものは21曲が収められています。ホリガーのには、ヴァイオリンとオーボエとかの協奏曲も入っているので、それらを除くと、RV446からRV465の20曲が一般的なオーボエ協奏曲かな、と思います。ただ、RV450、RV457、RV463はファゴット協奏曲、RV456はリコーダー協奏曲として作曲されたものとも言われています。曲がほんとに多い作曲家のので、なかなか大変ですねえ。それで、このCDには、ハ長調RV451、イ短調RV461、ハ長調RV450、ヘ長調RV457、イ短調RV463、へ長調RV456の六曲が収められています。
オーボエのシェレンベルガーは、BPOの首席奏者を1980年から20年間務め、日本とも関わりが深く、特に2013年からは岡山フィルの首席指揮者として定演などでは出演されています。フランツ・リスト室内管弦楽団は、ハンガリー・ブダペストに本拠地がある室内オーケストラである。弦楽アンサンブルですね。基本的に指揮者を置かず演奏してます。
6曲ともヴィヴァルディらしい、聴きやすさ満載の曲なんです。確かに同じような曲なんですが、じっくり聴くと曲のよさがにじみ出てきます。やはり、シェレンベルガーのオーボエですねえ。この人のオーボエ、派手さはあまり感じず、表情も大仰さはなく、むしろ渋さを感じさせます。音色も明快でいいですねえ。そして、フランツ・リストCOも、堅実なオケで、シェレンベルガーのオーボエとも、大変調和しており、両者が一体となったような良い関係が感じられますね。
どの曲も、急緩急の三楽章形式なんですが、はやりゆったりとした第2楽章のラルゴやアンダンテがオーボエの伸びやかな音色とそれをサポートするオケが美しいのでありました。RV463イ短調は特にオーボエが時を超えて美しい響きを歌い、シェレンベルガーは雄弁ではなく堅実なオーボエなんですが、実にいいです。
しかし、カニって美味しいですが、続けて食べる気にはなかなかならないですね。そのあたりカキと同じですね。まあ高価なものでもありますし、繰り返しますが一年に一度ぐらい食べれば十分ですかね。しかし、シーズンも終わりに近づき、たくさんの人でありました。
(SONY SRCR1614 1996年)
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