一昨日は、1月17日。あの阪神淡路大震災から14年目となります。不覚にも、土曜日がその日であることをまったく意識しておらず、朝のテレビで思い出し、いたく反省いたしました。速いものですねえ。もうそんなになりますか。当時小学2年生だった娘は、もう大学4年ですからねえ。神戸には外見では、震災のあったなごりをほとんど見ることはできないくらい復興しましたね。当時、須磨区のニュータウンのはずれに住んでいたので、神戸の市街地からは一山越えたところなので、物はたくさん壊れましたが、多少はましでした。
閑話休題。先日買った「Baroque Masterpieces」、頑張って聴いてます。元来、あまりバロック音楽には親しんでいなかったので、このCDはいいですね。ハルモニア・ムンディのBOXよりは、一般的なのが私にはいいです。その中からヘンデルです。
このヘンデルさんも私は、ほとんど聴いたことがないんですね。CDもこのブログでかなり前に取り上げたヴァイオリン・ソナタと「リナルド」くらいしか持ってないのではと思います。いやー、情けないですねえ。その昔、小学生のころ、音楽の教科書なんかにヘンデルのことを「音楽の母」とか書いてあって、その肖像が長髪の風体だったので、てっきりヘンデルは女性なんだ!と思っていました。まあ当時はみなさんカツラで長髪だったんですがね。しかし、バッハが「音楽の父」で、ヘンデルが母なんですかねえ。母とあれば、誰しも女性と思いませんか!。そして、有名な「水上の音楽」などでの金管の音色がどうも馴染めなかったんですね。まあ、こんなばか話はさておき、バロック音楽をしっかり聴けるのが、このBOXはいいですねえ。
そんなヘンデルのオルガン協奏曲です。ヘンデルについてもあまり知らなかったのですが、ヘンデルの協奏曲は合奏協奏曲やこのオルガン協奏曲などどがあります。それらは、ヘンデルの歌劇やオラトリオの幕間などに演奏されたものだそうです。ヘンデルは、いくつかオルガン協奏曲を作曲していますが、この作品4と7のものがまとまったものとして知られています。今回は作品4の6曲です。演奏は、ルドルフ・エヴァーハルト(org)、コレギウム・アウレウムです。録音は、1967年オットーボイレン修道院。原盤はDHMです。
この6曲なんですが、一般的には急緩急の形式が多いのに対して、例えば3番は、アダージョ・アレグロ・アダージョ・アレグロとなっていたり、少々戸惑いますね。流して聴いていると、曲の区切りがわからないんですね。しかし、曲が聴きやすく、それでいて聴き込むと味わいが深まります。これまで、オルガンの音色はそれほど好きではなかったのですが、このエヴァーハルトのオルガン、明るく素直な音色で、暗さや陰鬱さがなくいいです。コレギウム・アウレウムも、今では古楽器の古典となってしまいました。奏法などに今の古楽器の有り様からすれば問題点もありますが、これも違和感を感じない明快なもの。バロック音楽を聴く愉悦感あふれる演奏であります。この中で、1番に挙げたいのは、4番。これの第2楽章アンダンテ。オルガンの独奏による美しいテーマで始まる名曲です。
ヘンデルは、今年が没後250年。いろんなCDもでることでしょうが、しっかり聴いていきましょう。
(SONY BMG 88697303862-1,2 2008年 輸入盤)
閑話休題。先日買った「Baroque Masterpieces」、頑張って聴いてます。元来、あまりバロック音楽には親しんでいなかったので、このCDはいいですね。ハルモニア・ムンディのBOXよりは、一般的なのが私にはいいです。その中からヘンデルです。
このヘンデルさんも私は、ほとんど聴いたことがないんですね。CDもこのブログでかなり前に取り上げたヴァイオリン・ソナタと「リナルド」くらいしか持ってないのではと思います。いやー、情けないですねえ。その昔、小学生のころ、音楽の教科書なんかにヘンデルのことを「音楽の母」とか書いてあって、その肖像が長髪の風体だったので、てっきりヘンデルは女性なんだ!と思っていました。まあ当時はみなさんカツラで長髪だったんですがね。しかし、バッハが「音楽の父」で、ヘンデルが母なんですかねえ。母とあれば、誰しも女性と思いませんか!。そして、有名な「水上の音楽」などでの金管の音色がどうも馴染めなかったんですね。まあ、こんなばか話はさておき、バロック音楽をしっかり聴けるのが、このBOXはいいですねえ。
そんなヘンデルのオルガン協奏曲です。ヘンデルについてもあまり知らなかったのですが、ヘンデルの協奏曲は合奏協奏曲やこのオルガン協奏曲などどがあります。それらは、ヘンデルの歌劇やオラトリオの幕間などに演奏されたものだそうです。ヘンデルは、いくつかオルガン協奏曲を作曲していますが、この作品4と7のものがまとまったものとして知られています。今回は作品4の6曲です。演奏は、ルドルフ・エヴァーハルト(org)、コレギウム・アウレウムです。録音は、1967年オットーボイレン修道院。原盤はDHMです。
この6曲なんですが、一般的には急緩急の形式が多いのに対して、例えば3番は、アダージョ・アレグロ・アダージョ・アレグロとなっていたり、少々戸惑いますね。流して聴いていると、曲の区切りがわからないんですね。しかし、曲が聴きやすく、それでいて聴き込むと味わいが深まります。これまで、オルガンの音色はそれほど好きではなかったのですが、このエヴァーハルトのオルガン、明るく素直な音色で、暗さや陰鬱さがなくいいです。コレギウム・アウレウムも、今では古楽器の古典となってしまいました。奏法などに今の古楽器の有り様からすれば問題点もありますが、これも違和感を感じない明快なもの。バロック音楽を聴く愉悦感あふれる演奏であります。この中で、1番に挙げたいのは、4番。これの第2楽章アンダンテ。オルガンの独奏による美しいテーマで始まる名曲です。
ヘンデルは、今年が没後250年。いろんなCDもでることでしょうが、しっかり聴いていきましょう。
(SONY BMG 88697303862-1,2 2008年 輸入盤)
大変ご無沙汰しております。昨年は大変お世話になりました。私事ですが、この度ブログを引越しする事にしました。
実は先にブログを削除した所、同じアドレスで私の名前(みー太の音楽日記)で、第三者から別のブログを立ち上げられたました。
現在のリンク先で表示されるブログは、私とは一切関係ありません。
誠に恐縮ですが、今後ともリンクをお願いできるようであれば、以下のアドレスに変更していただけませんでしょうか。
お手数ですが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
また暫らくの間、、HNを「みー太」から「DIGITALCAT」に変更したいと思います。
今後とも、どうぞ宜しくお願いします。
引越し先 FC2ブログ http://digitalcat777.blog123.fc2.com/
実はヘンデルには興味があるのですが、なかなか手が出せないですね。過去に購入したBOX、まだまだ聴き残しが多くて、新しいCDの購入を自粛してます。
このBOXと同じマスターワークスのメンデルスゾーンなんかも気になってます。
今後ともどうぞ、宜しくお願いします。