音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

ラ・フォル・ジュルネ金沢 5月5日

2010年05月06日 22時22分23秒 | アート・音楽
5月5日、連休最終日も石川県立音楽堂で開催されているラ・フォル・ジュルネ金沢に行きました。
金沢駅の近くまで車で送ってもらい、そこから歩いて音楽堂に向かいます。
今日も気温が高く、歩いていると汗が出るくらい。



音楽堂では昨日に引き続きHさんと待ち合わせ。
待ち合わせ時刻に少し遅れて到着するとHさんは太田さんとお話ししていました。

会場まで少し時間があったのでビールを飲みながら休憩です。
歩いた後のビールは美味しかったです~



ビールを飲んでいると昨日と同じようにロビーで子供たちがピアノを演奏し始めました。
やっぱり上手ですね~
ビールとピアノで気持ちよ~くなっていると開場の時間となりました。
今回はステージ席もあるみたいで、大勢並んで待っていました。
ステージ席はオーケストラの向こうの席です。
普通の観客席とは反対側ってどんな感じなんでしょうね?
おもしろそうなので機会があればステージの上で聴いてみたいですね。

まず最初の演奏は
ショパン 演奏会用ロンド ヘ長調 op.14「クラコヴィアク」
メンデルスゾーン バイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
指揮は井上道義、バイオリンはレジス・パスキエ、管弦楽はオーケストラ・アンサンブル金沢です。
バイオリンのパスキエさんは曲の後半になるとけっこうノッてきて楽しそうに演奏してました。

演奏が終わって、音楽堂正面のテーブル席が並んでいるところで休憩しようと思って階段を降りるとテーブルにTさんとFさんを見つけました。
TさんとFさんはコンサートが終わってから一緒に飲みに行く予定です。
二人のテーブルに同席して次の開演までおしゃべり。
もちろんビールも飲みながら(笑)

話しているとすぐに次の公演が始まる時間になり移動。
次の演奏は

メンデルスゾーン 交響曲第4番イ長調op.90「イタリア」
シューマン ビアノ協奏曲イ短調op.54
指揮はジョセフ・スウェンセン、ピアノはジャン・フレデリック・ヌーブルジェ、管弦楽はパリ室内管弦楽団です。

パリ室内管弦楽団の生演奏は初めて聴きましたが、すごくいい。
バイオリンの音がすっきりと合ってます。
当たり前のことなのですが、ちゃんとできるオーケストラの演奏はあまり聴けませんでしたから感動しました。
みなさんひとりひとりがちゃんと音を出しているのでとっても気持ちいいです。
いや、当たり前なのですが、なかなか難しいんですよね~

いい音楽を聴いて気持ちよ~くなったところで、4人で駅の居酒屋に向かいます。
居酒屋に向かう途中の駅のコンコースではピアノを演奏していました。
もう7時を過ぎているのに大勢の方がピアノの音色に聴き入ってました。

お腹が空いていたので居酒屋では飲み物よりも食べ物が中心でした。
僕はもくもくと飲んでいましたが(笑)
こちらは手取川の吟醸酒です。すっきりと飲みやすいお酒です。



食べ物はいろいろありましたが、珍しいのはこの生麩かな。
いろんな味付けで5種類ありました。4人なのに5種類では割れないので、争奪戦になる前に僕が最後の1本をいただきました(笑)
他にもいろいろありましたよ~



富山からのお二人を改札まで見送って、Hさんとも別れてバスに乗ろうと思ったら終バスの時間を過ぎてました~
駅からタクシーで帰ると高いので途中まで歩いて帰ることにしました。
ついでに金沢の夜景の写真を撮りながら。
まずはスタート地点の金沢駅。夜に撮ると不思議な写真になりますね。



そこから武蔵を越えて南町付近の街路樹が街灯に照らされてすごくきれいな緑色をしていました。
夜は街の汚い部分を消してくれるのかな。
なんだか街がきれいに見えるんです。(酔ってるから?)



香林坊まで歩くと疲れたのでそこからタクシーに乗りました。
さっきの居酒屋で取ったカロリーを少しは消費できたかな。
楽しい連休も終わり。
明日からまた仕事です~ううっ、がんばります。