‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

桜巡り(6)姫路城

2015-04-10 01:28:17 | 旅行
4月8日
自由人となった夫の特権である平日のバス旅行で、公開されたばかりの真っ白な”姫路城に桜”を観に行くことに。
朝は雨で、天気予報も雨、曇り、そして肝心の桜が早く咲きすぎて散っているだろうと、期待感ゼロで行きましたが、姫路に着く頃からだんだん空が明るくなってきました。






桜もけっこう残って咲いていて、別名”白鷺城”の白さの美しいこと、この上なしです
平日とはいえこの季節、年金受給者(?)や外国人観光客で、天守閣に上るには2時間ほどを要しました。


ゆるキャラ”しろまるひめ”にも遭遇、カワユス


門を入って、桜を観ながらぞろぞろ、ぐんぐん歩いて登って行く。


五段重ねのこの角度がたまりませんね、と城ガールは萌え~


おお!蝶々の紋の瓦ではありませんか~




こんな絶景を大名は見下ろしていたのですね~!




天守閣はとても急な階段ですが、お年寄りも手すりを持って、必至で登っておられました。少しでも足の動く間は、これを見ずしては死ねませんよ(^▽^;)。

最上階にはなんと神社があるのでした!Oh, My God!










枝垂れ桜も可愛く美しい
これでも公開してから、一番すいてる日だったそうで、自由時間も3時間とってくれたのですが、バスに辿り着くのにギリギリ・セーフでした(;・∀・)。


お土産を買うヒマもないことを見越してか、バスの中で販売された「姫路城五層最中」を頼んで正解。粒あんと栗が入っていて、ちゃんと立つのだ。
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熟女冬の旅Ⅲ~Pause・中休み~

2014-12-12 14:34:45 | 旅行
12月6日
今日はコンサートの中休みなので、上野の東京美術館と、東京スカイツリーに行くことにしました。
同美術館では、フィレンツェウフィッツィ美術館展が開催されているので、楽しみでした。



 上野の森は紅葉も綺麗で、動物園やコンサート・ホール(東京文化会館)など、様々な施設があり、東京芸大もあるようです。


銀杏は東京都の木だそうで、大きな木が至る所にありますが、金色に色づき綺麗な木が多かったです。

ウフィッツィは、英語のオフィスの語源でもあり、フィレンツェで金融業で富と権力をもっていたメディチ家が、その財力で芸術を奨励し、絵画の工房を作り、そこで活躍した画家達の作品でした。
最もポピュラーな画家はボッティチェリでしょうか。「ビーナスの誕生」や「プリマヴェーラ・春」は来ていませんでしたが、「パラスとケンタウルス」の絵が宣伝になっていました。
殆どが人物画で、カトリックの聖画が圧倒的多数でした。赤、青、金色などが印象的な色で、聖人としては聖マリアキリスト、その母子像、そしてすごく多く描かれていたのが、洗礼者ヨハネでした。
洗礼者ヨハネは、十二使徒のヨハネではなく、イエスより少し年上の遠い従兄にあたる人物で、イエスを洗礼した人です。服装は動物の毛皮をまとい、腰に縄をまいたワイルドな格好をして、十字架の棒を持って描かれています。個人的には大好きな聖人なのですが、フィレンツェの守護聖人だったことから、たくさん描かれていたようです。
工房ではボッティチェリフィリッポ・リッピなどの先生の指導の下で、何人かの弟子が色んな箇所を受け持って、グループで一枚の絵を仕上げていたそうです。
さしずめ、宮崎駿さんの下でアニメーター達が、その指示のもと映画を作り上げていく、スタジオ・ジブリと言ったところでしょうか。
メディチ家は絵画だけでなく、もちろん音楽も奨励しましたので、芸術にはパトロジーネがやはり必要なのですね。大相撲の谷町もそうですし、立派なものを作り出すにはお金が必要、お金のある人は、自分の力を見せるだけでなく、一般の庶民にも還元、楽しんでもらい支持を得るということを、今も昔もやっているんですね



スカイツリーへもタクシーで移動。日が暮れるのが早いので、夕焼けや夜景を楽しみに。
普段がどれぐらいの待ち時間なのかわかりませんが、まぁまぁ並んで行きも帰りもエレベーターは、春のさくらと蝶でした。エレベーターは順番制なので、自分で選ぶことは出来ません。


なんとかまだ日が沈む前に到着。綺麗な夕焼け空です。

    夜景を観るひとでも混雑。ディズニーランドの花火らしきものも見えました。

今宵は満月。スカイツリーから観るお月様は絶景かな


月とのツーショットを撮りたかったのですが、雲に隠れていて、光っているのは電灯です(^-^;。
このライトアップは、クリスマス限定の緑色らしいです(*^^)v。











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アルペンルートは真っ白け

2014-05-06 22:44:46 | 旅行
安曇野の美しい風景に癒されつつ、白馬に到着。



    宿泊は「ホテルグリーンプラザ白馬」で。まるでザルツブルグのような雰囲気。冬は裏庭がスキー場です。





     
2日目は雪の残る「黒部ダム」へ。気温は10℃ぐらい。

  黒部ケーブルカーで「黒部平」へ。すっかり雪山です。



  立山ロープウェイに乗り「大観峰」へ。木の根元から雪解けしていくのですね。

  立山トロリーバスに乗って、いよいよ雪の大谷のある「室堂」へ。気温は4℃となっていましたが…。 


「雪の大谷」最高13mほどもある雪の壁に除雪された道路を歩くことが出来ます。が天気が怪しくなってきて寒いので、「雷鳥の王国」という施設で休む。





  氷河期から生き延びているという雷鳥が住む立山。この雪の何処かにきっといるはずなのです。
雷鳥の映画が上映されていて、子供が産まれて夏毛から真っ白な冬毛になるまでが観れました。雷鳥、ちょーKAWAII!!


雪が降っているいるわけではないのですが、真っ白なガスみたいなものが立ち込めてきて、高原バスに乗っても真っ白で、数メートル先は何も見えない状態に(+o+)。
バスの運転手さんはほぼ勘で運転しているよう(;・∀・)。本来なら青い空に白い雪の壁が映えて絶景のはずなのですが、あまりにも真っ白な、白い画用紙に白い砂糖を描いたような景色に眠気を催して、ほぼ眠ってしまいましたzZZ。。。このGWは日本アスプスでの山岳遭難が相次ぎました…。おそらく午後からは室堂行きのバスは中止になったようです。「美女平」からケーブルカーで「立山アルペン村」に降り緑の景色に。


山の天気はかなり悪そうです。ここから帰路につきました。

  菜の花畑水田の美しい景色。雀みたいだけど雷鳥の子供のぬいぐるみです


水田に映る夕日が、とても綺麗でした。









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O quam speciosa !

2014-05-05 02:23:12 | 旅行
5月2日3日と、立山アルペンルートのバス旅行へ行きました。


雪の残る立山連峰と川にかかる鯉のぼり

    2日はとてもよい天気だったので、高速道路からも途中色んな山もよく観える。
滋賀県の形のいい山「近江富士」。お天気が悪いと観えないという「伊吹山」南アルプス山脈は、いよいよ旅の雰囲気を掻き立てる、雪の残った険しい姿。川が多いのも特徴。
日本は地震も多いが、山の雪解け水が流れる川も多く、水に恵まれていることが解る。

     
大阪ではとっくに終わってしまったも、再びこちらでは満開の様子。今年は寒かったので、桜も長く残っているようです。 


 
いたる処に、水仙チューリップの花がなにげに植えられています。こっちはどちらももう終わっている。この辺りに生育する、赤と白の二色に咲く観賞用の「花桃」という珍しい花も。


最初に立ち寄ったのは「安曇野ワイナリー」でした。ぶどう畑と山、花が美しい。

  ワイナリーの説明とワインの試飲。ひと樽で300本分のワインが入っているらしい。


美しい安曇野の、もっとも美しく癒されるであろう「いわさきちひろ美術館」



        
黒柳徹子さんが館長を務める、ちひろ美術館は、広大な敷地の庭と親子連れで楽しめる展示や施設で出来ています。ベッドもあり枕もついて、あ~癒される~。林檎の花も咲く花と果物の村でもあります。
安曇野の景色と芝生の気持ちのいいテラスで、安曇野プリンをいただく。「O quam speciosa! おお、なんと美しい!」というラテン語の言葉がつい出てくるのでありました。 
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雨のお伊勢さん

2013-10-26 01:00:42 | 旅行
10月20日
急にお伊勢さんバスツアーに行くことになりました。
この日は「伊勢大田楽」という、雅楽と踊りのステージを観るというのが入ったツアーでした。


昼からは雨が上がるという予報は見事に外れ、台風の影響もありだんだんひどくなるばかり。

   
五十鈴川も氾濫するのではないかと思うくらい、すごい濁流に。人は決して少なくはないのですが、普段は内宮へ行くのにも凄く時間がかかるそうですが、割とすんなり普通に歩けて、すぐに到着出来ました。
白木と金色だけのシンプルな色合いで、やはり20年たつと木が傷んでくるのだろうなと思いました。

   
大きな木が多いですが、人が集まっている木がありました。そうとうな年輪のようです。内宮さんの可愛いお守りですが、花菱の紋住吉大社と同じです。鈴の音がとてもいい音なのです。 

  
大雨の中に煙る「おかげ横丁」。自然現象だから仕方ないですが、こんなに降らんでもええやんて感じ



 
平安時代くらいに起こって、徐々に廃れていった田楽を、現代風に蘇らせたという「伊勢大田楽」は、神宮会館の相撲場で行われました。
野村万さんや、松阪慶子さんといった超有名な人達と、一般市民参加の大規模な一日限りの奉納舞台で、華やかな踊りと、厳かな舞いとが、笛やや太鼓のけっこう現代風な演奏によって、進行されて行きました。昔のもっと雅なものを想像していたので、ちょっと当てが外れましたが、衣装などがとても綺麗でした
家に帰ってテレビをつけると、伊勢市だけが特別警戒区域に指定されていました
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