10月4日
爆弾低気圧の影響で、大阪も今まで経験したことのないような、夜中に物凄い風が吹きましたが、土日は穏やかで快晴となりました。
絶好のお出かけ日和で、ちょっと暑いくらいでしたが、大フィル京都特別演奏会(京都コンサートホール)へ行きました。
私のお目当ては、先週に引き続き、素敵なピアニスト、ティル・フェルナーです。
朝晩はけっこう涼しくなってきましたので、せっかくの京都なので、しつけ糸のついたままタンスの肥やしになっていた、秋柄の着物を引っ張り出して、着て行くことに。
コンサート前に、ホールの隣にある「京都府立植物園」へ行くことに。その前に腹ごしらえ。
植物園入口の道路を挟んで、斜め向かいにある「東洋亭」というレスランで昼食。トマトにこだわっているお店のようで、丸ごとトマトのサラダが、ランチ・コースについてきます。暑かったので、冷たいトマト料理はとても美味しかったです。”100年プリン”という、100年前からお店で出しているというプリン。これも凄く美味しい!
とても古いお店なんですね。
植物園は、季節の花々がいっぱいで、蝶々もたくさん来ていました。
秋の青空に映える噴水。
ベランダで育てている、蝶々のような花・ブルーウィング、こんなに大きくなるんや!地植えしてあげた方がいいかもです。
京都の雰囲気がする、色んな種類の竹コーナー。
秋桜も綺麗でした。
秋薔薇も綺麗です。
秋の山野草展が開かれていて、茶花に似合いそうな、地味で小さいけれども、可憐な花々が展示されていました。ホトトギスの仲間や、大文字草など。
「木漏れ日草」という、葉っぱだけの、なんと素敵な名前の植物でしょう!
「モンゴル野菊」今自然に生えている、本当の野菊は殆ど見られません。野菊のような花はたくさん見かけますが。
桜の名所でもありますので、桜の木も沢山。モミジはまだ青く、紅葉はもっと先のようです。メタセコイヤの大木も多く、木陰に入ると気持ちの良い温度に。
時間が来たので、コンサートホールへ。会場へ続くプロムナードには、歴代の京都フィルの指揮者や、客演指揮者、名演奏家の写真とサインが飾られていて、
それを見ながら、ゆるいカーブを上がっていくという趣向です。
本日の主役、井上道義氏の写真も。
ヘレヴェッヘもある。ブロムシュテットも!きっとどなたでも、自分のお気に入りの演奏家の写真があるでしょう。
プログラムは、モーツァルト・歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲 K.527 から。
けっこう大人数の編成で、ドラマティックで、テンション高く始まりました。オーケストラの配置はノーマルなもの。
次にピアノ・コンチェルト第25番ハ長調 K.503。この曲もモーツァルトのピアノ協奏曲にしてはドラマティックな名曲ですが、小さめの編成になり、
ティルの軽やかで美しい、真珠のような音色のピアノが披露されました。
ティルは、本当にアンサンブルが好きな感じで、自分が全面に出るよりも、オーケストラを引き立てているようでもありました。気持ちも音もGentleな人です。
大フィルのツイッターに、練習の様子などが日々アップされていて、指揮者の井上さんも絶賛されていて、本番に向かって気持ちが盛り上がって行くのが解り、面白かったです(*^^*)。
大フィル・ツィッターより、本番の写真と、ゲネプロの様子。なんか楽しそう~
何より、ティルを関西に招いて下さって感謝です。本番舞台挨拶でも井上さんは、まだ関西ではあまり知られていないですが、こんなに素晴らしいピアニストが、世の中にいるということを、知ってほしかったとおっしゃっていました。コンチェルトの後で、アンコールにまた美しく癒されるような1曲を弾いてくれました。シューマンの「ダヴィット同盟舞曲集」Op.6より、第14曲目の”Zart und Singend”。井上先生も団員と一緒に舞台上で座って、会場全体がうっとりと、その心洗われる音楽に包まれました。
二部はオーケストラの本領発揮ともいえるフル編成で、リムスキー・コルサコフの交響組曲「シェエラザード」Op.35。
金管楽器の迫力の出だしに続いて、ヴァイオリン・ソロとグランドハープで、美しいテーマです。客演コンサート・マスターの崔文洙(チョイ・ムンス)氏のヴァイオリンと、男性ハーピスト・山崎裕介氏の綺麗な音が、何度となく各曲の中に登場して、気持ちが良かったです。アンコールはグリーグの組曲「ペールギュント」の”朝”で、爽やかに終わりました。
なんとか明るいうちに、ティルも出て来て、バッチリお写真を撮らせていただきました。
左から、私・笹山晶子と、井上道義さん、ティル・フェルナー、ピアノ伴奏でいつもお世話になっている、飯塚幸穂さんです。
マエストロ・井上道義は、病からの復帰だそうで、本当に元気になられて、立派な指揮をされて良かったです。
ティルの笑顔は、本当に可愛くて大好きです。
Eテレ「クラシック音楽館」に、なんとか間に合いました!ベートーヴェンの1番と3番です。
10月11日(日)午後9時放映もお見逃しなく! http://www4.nhk.or.jp/ongakukan/
爆弾低気圧の影響で、大阪も今まで経験したことのないような、夜中に物凄い風が吹きましたが、土日は穏やかで快晴となりました。
絶好のお出かけ日和で、ちょっと暑いくらいでしたが、大フィル京都特別演奏会(京都コンサートホール)へ行きました。
私のお目当ては、先週に引き続き、素敵なピアニスト、ティル・フェルナーです。
朝晩はけっこう涼しくなってきましたので、せっかくの京都なので、しつけ糸のついたままタンスの肥やしになっていた、秋柄の着物を引っ張り出して、着て行くことに。
コンサート前に、ホールの隣にある「京都府立植物園」へ行くことに。その前に腹ごしらえ。
植物園入口の道路を挟んで、斜め向かいにある「東洋亭」というレスランで昼食。トマトにこだわっているお店のようで、丸ごとトマトのサラダが、ランチ・コースについてきます。暑かったので、冷たいトマト料理はとても美味しかったです。”100年プリン”という、100年前からお店で出しているというプリン。これも凄く美味しい!
とても古いお店なんですね。
植物園は、季節の花々がいっぱいで、蝶々もたくさん来ていました。
秋の青空に映える噴水。
ベランダで育てている、蝶々のような花・ブルーウィング、こんなに大きくなるんや!地植えしてあげた方がいいかもです。
京都の雰囲気がする、色んな種類の竹コーナー。
秋桜も綺麗でした。
秋薔薇も綺麗です。
秋の山野草展が開かれていて、茶花に似合いそうな、地味で小さいけれども、可憐な花々が展示されていました。ホトトギスの仲間や、大文字草など。
「木漏れ日草」という、葉っぱだけの、なんと素敵な名前の植物でしょう!
「モンゴル野菊」今自然に生えている、本当の野菊は殆ど見られません。野菊のような花はたくさん見かけますが。
桜の名所でもありますので、桜の木も沢山。モミジはまだ青く、紅葉はもっと先のようです。メタセコイヤの大木も多く、木陰に入ると気持ちの良い温度に。
時間が来たので、コンサートホールへ。会場へ続くプロムナードには、歴代の京都フィルの指揮者や、客演指揮者、名演奏家の写真とサインが飾られていて、
それを見ながら、ゆるいカーブを上がっていくという趣向です。
本日の主役、井上道義氏の写真も。
ヘレヴェッヘもある。ブロムシュテットも!きっとどなたでも、自分のお気に入りの演奏家の写真があるでしょう。
プログラムは、モーツァルト・歌劇「ドン・ジョヴァンニ」序曲 K.527 から。
けっこう大人数の編成で、ドラマティックで、テンション高く始まりました。オーケストラの配置はノーマルなもの。
次にピアノ・コンチェルト第25番ハ長調 K.503。この曲もモーツァルトのピアノ協奏曲にしてはドラマティックな名曲ですが、小さめの編成になり、
ティルの軽やかで美しい、真珠のような音色のピアノが披露されました。
ティルは、本当にアンサンブルが好きな感じで、自分が全面に出るよりも、オーケストラを引き立てているようでもありました。気持ちも音もGentleな人です。
大フィルのツイッターに、練習の様子などが日々アップされていて、指揮者の井上さんも絶賛されていて、本番に向かって気持ちが盛り上がって行くのが解り、面白かったです(*^^*)。
大フィル・ツィッターより、本番の写真と、ゲネプロの様子。なんか楽しそう~
何より、ティルを関西に招いて下さって感謝です。本番舞台挨拶でも井上さんは、まだ関西ではあまり知られていないですが、こんなに素晴らしいピアニストが、世の中にいるということを、知ってほしかったとおっしゃっていました。コンチェルトの後で、アンコールにまた美しく癒されるような1曲を弾いてくれました。シューマンの「ダヴィット同盟舞曲集」Op.6より、第14曲目の”Zart und Singend”。井上先生も団員と一緒に舞台上で座って、会場全体がうっとりと、その心洗われる音楽に包まれました。
二部はオーケストラの本領発揮ともいえるフル編成で、リムスキー・コルサコフの交響組曲「シェエラザード」Op.35。
金管楽器の迫力の出だしに続いて、ヴァイオリン・ソロとグランドハープで、美しいテーマです。客演コンサート・マスターの崔文洙(チョイ・ムンス)氏のヴァイオリンと、男性ハーピスト・山崎裕介氏の綺麗な音が、何度となく各曲の中に登場して、気持ちが良かったです。アンコールはグリーグの組曲「ペールギュント」の”朝”で、爽やかに終わりました。
なんとか明るいうちに、ティルも出て来て、バッチリお写真を撮らせていただきました。
左から、私・笹山晶子と、井上道義さん、ティル・フェルナー、ピアノ伴奏でいつもお世話になっている、飯塚幸穂さんです。
マエストロ・井上道義は、病からの復帰だそうで、本当に元気になられて、立派な指揮をされて良かったです。
ティルの笑顔は、本当に可愛くて大好きです。
Eテレ「クラシック音楽館」に、なんとか間に合いました!ベートーヴェンの1番と3番です。
10月11日(日)午後9時放映もお見逃しなく! http://www4.nhk.or.jp/ongakukan/