六甲高山植物園のもう一つの見頃の花は、クリンソウです。
湿地帯に咲く、サクラ草科の花です。
大体は濃いピンク色ですが、サクラ色や赤、オレンジっぽいものもありました。
クリンソウの前では、クリンソウ・コンサートが開かれていて、ヴァイオリン2挺と、パーカッション、ギターなどの編成で演奏が行われていました。
せっせとクリンソウの蜜を、吸っていっる蜂がいました。
トマス・アーン(1710-1778)という作曲家の、シェイクスピア劇「テンペスト」の付随音楽で、空気の妖精エアリアルの歌う、一つの歌だけが有名な曲があります。英訳をしていると、Cowslip(黄花九輪桜)と訳されている花があり、これを”オウカキュウリンザクラ”と読んでしまい、どんな花なんやろ~?と悩んでいたら、昔六甲高山植物園へ行った時に、サクラ草によく似たクリンソウという花が咲いていたことを思い出し、”キバナクリンソウ”だと思いました。確かに黄色いサクラ草もあり、ヨーロッパではよく植えられているらしいです。
"Cowslip's bell I lye"という歌詞で、ベルというから釣り鐘草のようなものかなとも思っていました。確かにこの時期は、釣鐘型の花も多いですね。妖精なので、釣り鐘草の中で眠るというのも、うなずけます(^-^;。
歌はこんな感じです。原曲はオーケストラに、フルートが入るようですが、楽譜はピアノ譜しか入手できなかったので、ハープシコードとバロック・フルートの編成で演奏しています。
「ミツバチが蜜を吸うところに私は潜み!」トーマス・アーン "Where the bee sucks' there lurk I !" Thomas Arne
<蜂と一緒に蜜を吸い> シェイクスピア
蜂と一緒に蜜を吸い
九輪草の花に寝ね
梟(ふくろう)の声が子守歌
蝙蝠(こうもり)の背に跨りて
楽しく夏を追い求め…
来る日も来る日も楽しく過ごす
枝もたわわの花の下にて (新潮文庫より)
ベートーヴェンのピアノソナタ「テンペスト」もこの物語から来ているそうですが、こんな可愛らしい歌があるなんて、という感じです。
湿地帯に咲く、サクラ草科の花です。
大体は濃いピンク色ですが、サクラ色や赤、オレンジっぽいものもありました。
クリンソウの前では、クリンソウ・コンサートが開かれていて、ヴァイオリン2挺と、パーカッション、ギターなどの編成で演奏が行われていました。
せっせとクリンソウの蜜を、吸っていっる蜂がいました。
トマス・アーン(1710-1778)という作曲家の、シェイクスピア劇「テンペスト」の付随音楽で、空気の妖精エアリアルの歌う、一つの歌だけが有名な曲があります。英訳をしていると、Cowslip(黄花九輪桜)と訳されている花があり、これを”オウカキュウリンザクラ”と読んでしまい、どんな花なんやろ~?と悩んでいたら、昔六甲高山植物園へ行った時に、サクラ草によく似たクリンソウという花が咲いていたことを思い出し、”キバナクリンソウ”だと思いました。確かに黄色いサクラ草もあり、ヨーロッパではよく植えられているらしいです。
"Cowslip's bell I lye"という歌詞で、ベルというから釣り鐘草のようなものかなとも思っていました。確かにこの時期は、釣鐘型の花も多いですね。妖精なので、釣り鐘草の中で眠るというのも、うなずけます(^-^;。
歌はこんな感じです。原曲はオーケストラに、フルートが入るようですが、楽譜はピアノ譜しか入手できなかったので、ハープシコードとバロック・フルートの編成で演奏しています。
「ミツバチが蜜を吸うところに私は潜み!」トーマス・アーン "Where the bee sucks' there lurk I !" Thomas Arne
<蜂と一緒に蜜を吸い> シェイクスピア
蜂と一緒に蜜を吸い
九輪草の花に寝ね
梟(ふくろう)の声が子守歌
蝙蝠(こうもり)の背に跨りて
楽しく夏を追い求め…
来る日も来る日も楽しく過ごす
枝もたわわの花の下にて (新潮文庫より)
ベートーヴェンのピアノソナタ「テンペスト」もこの物語から来ているそうですが、こんな可愛らしい歌があるなんて、という感じです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます