‘Tis Nature's Voice~それは自然の声~Ⅱ

みらくる・あっこの気ままブログ

ティル・フェルナー、シューマン・プロジェクト with マーク・パドモア

2016-01-26 12:09:44 | More Mark Padmore
素敵なピアニスト、ティル・フェルナーの日本公演が、間もなくです

2016年2月11日(木・祝)札幌市・六花亭「ふきのとうホール」午後4時開演 http://www.rokkatei.co.jp/fukinoto/

2016年2月16日(火)東京・トッパンホール 午後7時開演、 2月18日(木)同じくトッパンホール 午後7時開演 withマーク・パドモア(テノール)









今回のプログラムは、ティルが構成したようで、トッパンホール・プレスに、プログラムに寄せる解説や想いが掲載されています。
どちらもシューマンを中心に置いた内容ですが、シューマンだけでなく、その曲に関連づけたベートーヴェンや、現代曲などと組まれています。
ソロ・コンサートの方は”ファンタジー”がテーマ。「幻想曲Op.17」は、”ベートーヴェンのためのソナタ”という原題が最初に付けられていて、
ベートーヴェンの連作歌曲「遥かなる恋人に寄す」の第6曲目の”さあ、これらの歌を受け止めてください”という冒頭の1フレーズが、第1楽章に出てくるそうです。
それはパドモアさんと演奏されますし、ベートーヴェン・ピアノソナタ第13番「幻想曲風」も入っています。
歌曲の方のテーマは”あこがれ”アンデルセン、シャミッソーの詩による、シューマン「5つの歌曲」、ハイネの詩による「詩人の恋」などが演奏されます。

トッパンホールでの、パドモアさんとの演奏は、シューベルトの3大歌曲集以来ですが、「白鳥の歌」と組まれていたのが、シューマン「子供の情景」でした。
ラストの”詩人は語る”という曲から、続けて「白鳥の歌」へと入っていかれましたが、また今回はその続きを聴けるようなプログラム。
まさに文学的なシューマンの詩とピアノの世界へと、誘ってくれるティルとマークであります

トッパンホール http://www.toppanhall.com/
ティル・フェルナー・ウェヴサイト http://tillfellner.com/



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