手作り石けん教室 私だけの石けん

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手作り石けんのPHについてあれこれ

2011年06月14日 | 石けんのつぼ

石けんを手作りされる方の多くは、自分の作った石鹸がどれくらいのPHになっているか

気になるところだと思います。また中性、もしくはどうにかして弱酸性にならないかな?

などと思われたことも多々でしょう。私も石鹼を作り始めのころに、肌の弱い子には、弱酸性がいいのでは?またそうできないものか?などと悩んだものでした。

しかし勉強していくうちに、”石鹼とはアルカリ性で始めて洗浄力があるもの、さらにはココナッツやパーム核油は泡を立てる役目があるが肌刺激もあるということを無視できないことなどもわかりました

またラウリン酸は、パーム核油やココナッツ油に多く、それ以外の私たちが知っているオイルにはほとんど含まれません。しかしながら石鹸を作る上において、このオイルはなくてはならないものです。

石鹼の泡=ラウリン酸といっても過言ではないでしょう。

専門の化学者でもないので、大雑把な捉え方だと理解してください。

早く言えば、泡の立つ石鹼をつくるには、ココナツオイルやパーム核オイルは欠かせないオイルであり、たくさん入れることで泡たちもよくなるということです。

ただし多く入れると肌に刺激がありますよ!ということです。

さらに,ここでPHがでてくるのですが、ラウリン酸はPHが9~10くらいで、

肌刺激が一番よわく、それ以下・・・(・中性PH7~8)とそれ以上・・・・・(強アルカリPH11~12)では逆にラウリン酸の肌刺激がつよくなるということがわかったんです。

びっくりでした。そして初めて”石鹼って奥が深いな~”と思いました。(少しわかりにくいですね説明が下手だとよく言われます。すみません!!)

そこで作るならPH9~10の石鹼を目指そうと、PH試験紙もそろえました。時々ですが熟成度を測っています。

オレンジ色が酸性で紫色が濃いほうからPH11、10、9です。

大まかこの石鹸は9、 10あたりですね。あまり写りが良くありませんが・・・・。

         

また 石けんが洗浄剤としての性能を最大に発揮できるpHも9~10くらいの範囲だそうです。

面白い結果だと思いませんか?そういう意味で私だけの石鹸はいいところで落ち着いています。

・・・・・と納得しています。すこしでもPHのことが解っていただけたらいいのですが・・・

弱酸性石鹼=いい石鹼ではないということです。

 

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2 コメント

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Julieさん (ママダック)
2011-06-15 09:02:10
はい、そのとおりです。
ジェル化した石鹸は色が”きれいでない”と嫌う方もいらっしゃいます。が私はなかなかそうならないので、たまにそうなると”ヤッター”です。保温状態 外気の温度でこれから多くなる季節です。お楽しみに。
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Unknown (Julie)
2011-06-14 21:22:30
>弱酸性石鹼=いい石鹼ではないということです。

そうなんですかあ。PHって言葉が出てきただけで、「うっ・・・」となってしまう理系オンチの私ですが・・・
洗浄力があり、刺激も少ない、そんな石鹸がベストですねぇ・・・単純すぎますが。
今まで教えて頂いた石鹸はすべて両方、クリアした石鹸でした。感謝です。

ところで、ジェル化した石鹸は3ヶ月ねかせても、ジェル化したままなのですか?
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