39℃台の発熱なんて
これまで一度も
経験したことが
なかったものですから
正直、参ってます。
皆さんも体だけは
くれぐれも大切に~。
・・・ということで
先送りになっていた
7.30後楽園大会について
思い出しながら
書いてみたいと思います。
日テレG+杯の
優勝者決定戦が行われる
この日の大会。
ものスゴイ名勝負が
生まれそうな予感は
会場入りする前から
感じていました。
集客の方は
苦戦していた印象です。
南側は入っていましたが
北、東、西は
空席が目立ちました。
丸藤と中嶋が
G1参戦中ということもあって
仕方なかったのかなと。
第1試合
齋藤 小川vs友寄 清宮
友寄には
申し訳ないのですが
正直、会場の期待値も
圧倒的に清宮の方が
上回っているなという
印象を受けました。
友寄には先輩の意地を
見せてほしい
ところでしたが
彰俊のスイクル・デスに
沈んでしまう結果に。
でも、彼らは
まだまだこれからの選手。
躍進に期待します。
第2試合
日テレG+杯争奪
ジュニアヘビー級
タッグリーグ戦公式戦
平柳 キャプテン
vs熊野 アンディ・ダルトン
熊野がスパインバスターで
平柳から堂々の勝利。
熊野の成長を
感じるとともに
平柳に対しては
情けない気持ちしか
感じませんでした。
試合後、平柳が
マイクを持って
自身の引退を表明。
会場は冗談だろうと
半信半疑でしたが
どうやらコレ、
本気だったようです。
第3試合
日テレG+杯争奪
ジュニアヘビー級
タッグリーグ戦公式戦
原田 小峠vs金丸 デスペ
桃の青春の入場を
鈴木軍が奇襲して始まった
この試合でしたが
桃の青春が
ペースを乱されることなく
小峠のキルスイッチで
デスペからピン。
桃の青春が
優勝決定戦に駒を進め
とりあえず一安心です。
第4試合
日テレG+杯争奪
ジュニアヘビー級
タッグリーグ戦公式戦
拳王 大原vs石森 ACH
今回のタッグリーグで
時の人となったのが
ROHから参戦中のACH。
私、正直彼のことを
まったく知らなかったのですが
これまでの大会での
独創的なムーブの数々を見て
度肝を抜かれました。
その石森&ACHが
ケンオーハラと対戦。
これは名勝負の予感!
試合は息をもつかせぬ
素早い攻防となりましたが
フィニッシュは圧巻の
石森の450°スプラッシュから
ACHのミッドナイトスターで
石森組が優勝決定戦進出。
ノアJr.、面白いっすなぁ。
第5試合
谷口 北宮 ヨネ ストーム
vsみのる 飯塚 タイチ TAKA
北宮の奮闘が光りました。
最近の北宮はイイですね。
試合は谷口が
マイバッハプレスで
TAKAから3カウント。
ここでちょっと苦言を。
この日の後楽園大会には
潮崎と杉浦の
ランバージャックマッチを
見に来たお客さんよりも
ノアJr.戦士たちによる
日テレG+杯決勝戦を
見に来たお客さんの方が
多いように感じました。
少なくとも
私の周囲のお客さんは
そうだったように思います。
鈴木軍の
ダーティーファイトが
始まると
「あぁ、またか」
「もう飽きたよ」
という声も聞こえました。
そろそろ何かしら
次の展開を考えないと
苦しい気もしますね。
セミファイナル
日テレG+杯争奪
ジュニアヘビー級
タッグリーグ戦
優勝決定戦
原田 小峠vs石森 ACH
期待感に満ち溢れた
後楽園ホール。
今年の日テレG+杯は
参加チームが少なく
開幕前の盛り上がりは
正直、寂しい限りでしたが
いざ蓋を開けてみれば
ACHの活躍で
熱戦続きとなりました。
これは熱い試合でしたね。
ノアJr.らしい
意地の張り合いのような
熱い攻防の数々に
感動しました。
なんだろうなぁ、
新日本プロレスの
Jr.タッグのような
華やかさは
ノアJr.にはないんですよ。
ただ、なんというか
暑苦しくて泥臭い戦いが
見ていて清清しいというか
そんな気持ちに
させられるんですよね。
現GHC Jr.タッグ王者の
原田&小峠組には
特に強くそれを感じます。
試合を決めたのは
石森とACHの
450°とミッドナイトスター。
先ほど
ノアJr.は華やかじゃないと
書きましたが
石森とACHの2人は
他のどのチームよりも
華のあるチームでした。
バチバチの戦いが
ノアのJr.タッグの
カラーになりつつある中、
石森の華やかさは
少し浮いているような
印象を持っていましたが
ACHという
最高のパートナーに恵まれ
見事、花を咲かせる
ことができましたね。
次はいよいよ
GHC Jr.タッグ。
ROHとの兼ね合いも
あるでしょうが
獲ってほしいですねぇ。
メインイベント
GHCヘビー級選手権試合
潮崎vs杉浦
ノア史上初の
ランバージャックマッチで
執り行われる
GHCヘビー戦。
・・・が
割と早い段階で
ランバージャックも何も
あったもんじゃない
カオス状態になります(笑)
正直、これには
観客も呆れていたと
言わざるを得ません。
ランバージャック制により
両軍4人ずつセコンドを配し
場外戦はなしというルールに
鈴木みのるなりの
謎かけがあったのかと思いきや
実のところ、いつもの
鈴木軍の試合と
何ら変わりませんでした。
後半は普通に
リング上にもガンガン
上がってましたし
場外戦も普通に
やってましたしね。
私は実のところ
両軍同じ人数しか
セコンドを配置できない
というところに
最後の時限爆弾が
隠されているのではないかと
予想していました。
たとえば北宮なり
マイバッハなりが
裏切るのではないかと。
そうなれば結果的に
数的優位な状態が
ルールに則って
出来上がるわけで。
ところが実際は
これといった仕掛けもなく
名ばかりのランバージャック。
お客さんが混乱するのも
無理はありませんよね。
「どうすんだ、これ?」という
野次が印象的でした。
杉浦のイス攻撃から・・・
予選スラム。
結局のところ
いつもの展開ですか・・・?
・・・が
これをカウント2で返す
潮崎!
なんだってぇ!?
そこからは
怖い杉浦が降臨。
コーナーで撃ち続けた
このエルボーの連打は
鬼気迫るものがありました。
普段はラリアットを
滅多に使わない杉浦が
この日、2発放った
ラリアットは
妙に印象に残りました。
無我夢中だったから
出た技だったのか、
それとも相手が
潮崎だからこそ
あえて出したのか・・・?
それは杉浦本人にしか
わからないでしょう。
粘る潮崎を
強引に引き起こしての
オリンピック予選スラムで
杉浦が勝利。
1発目の予選スラムを
返してからの攻防は
まさにGHC戦という
熱い試合でした。
ランバージャックとか
余計な仕掛けがなければ
名勝負だったと
思うんですけどね。
勿体ない・・・。
試合後はみのるが
G1に参戦し
今大会を欠場している
丸藤と中嶋を
痛烈に皮肉った上で
「スズキグン、
イチバーン!」で
バッドエンド。
またしても鈴木軍の手に
ノアの至宝が流出する
非常事態となりました。
これからのノア、
一体どうなることやら・・・!?
・・・と思ったら
マスクをつけて
さすまたを持った
マイバッハ(悪)がキターッ!?
杉浦をテーブルに乗せて
マイバッハプレスを敢行。
そしてGHCヘビーの
次期挑戦者に名乗り!
予想外すぎる展開に
観客は大歓声!
これはもしかすると
もしかしちゃうのか!?
丸藤と中嶋のいない
ビッグマッチとなった
今回の後楽園大会。
丸藤ファンの私としては
やはりどこか
物足りない気持ちも
ありましたが
Jr.ヘビー級の熱い戦いと
想定より先の戦いを
見せてくれた
GHCヘビー戦のおかげで
満足度は高かったです。
ただ、現在のノアJr.は
ブランド化しているようにも
思いますので
今回の日テレG+杯のように
Jr.ヘビー級の戦いが
メインとなる大会ならば
優勝決定戦を
メインに据えた方が
よかったように思います。
潮崎vs杉浦という
黄金カードを
セミにするというのも
ちょっとアレな気もしますが
それならば別の大会で
GHCヘビー戦を
やればいい話ですし。
最後に
平柳の引退発言は
興行の途中に
リング上で言うような
発言ではなかったように
思いますね。
これからJr.ヘビー級の
熱い戦いを楽しみたいのに
もうちょっと
空気を読んでくれよと
内心イラッとしました。
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