昔懐かしの
プロレスゲームを紹介する
プロレスレトロゲーム。
今回ご紹介するのは
ポニーキャニオンが
世に放った
ファミコンの名(迷)作、
「スーパースター
プロレスリング」
をご紹介します。
モードは全部で4種類。
5分1本勝負という
シビアなタイムリミットが
目を引きますね。
スーパースターの
看板に偽りなし!
登場レスラーは
名前を見ただけで
誰がモデルかわかるような
有名レスラーばかりです。
ブーチャンはちょっと
酷すぎる気がしますが(笑)
使用するレスラーを選ぶと
得意技を選ぶことに。
8つの技の中から
4つの技を選び
十字ボタンに
振り分けることで
ゲーム中に大技として
使用できるようになります。
この8つの技の選択肢は
もちろんキャラによって異なり
画像のG・アッポーならば
脳天唐竹割りといったように
キャラの個性化が
図られています。
こういう製作側のこだわりは
ファンにはうれしい限りです。
ゲームシステムは
少し特殊です。
パンチかキックを
数発当てると・・・
相手レスラーの
体勢が崩れます。
ここで近づくと・・・
相手レスラーに
組みかかりますので・・・
更に十字キーとボタンで
投げ技が決まります。
相手を投げる為に
打撃技を入れていくところは
タッグチームプロレスリングと
似ているかもしれません。
プロレスゲームらしい
ロープの反動を利用した
ダッシュ攻撃ができるのも
当たり前田のニールキック!
場外戦や凶器攻撃も。
プロレスには
卑怯もクソもありません。
投げ技を繰り返すと
画面下部のゲージが
少しずつ溜まっていき
最高値まで溜まると
いよいよ必殺技が
繰り出せるようになります。
相手と組んで
ABボタン同時押しすると
画面がフラッシュして・・・
キャプチュード炸裂!
必殺技の威力は絶大で
一気に試合を
ひっくり返すことも・・・!?
ゲージを溜めるには
相手を投げないといけないので
逆転というよりは
トドメを刺す為のものだとか
そもそもゲージが
溜まっている頃には
普通にフォールしても
勝てる状態になっているとか
そういうチャチャを
入れてはいけません。
タッグマッチでは
オトナの事情で
試合権利のない方が
某少年探偵漫画の
犯人役状態に・・・。
真実はいつも一つ!
1人用モードは
使用キャラ以外の
11人を倒すと
チャンピオンになります。
しかし、これはまだ
真の栄光にあらず・・・。
2周目でも
他の11人を倒すと
A・アイアントなる
謎のレスラーが登場!
謎のレスラーといっても
タイトルデモに
プロフィールが
出てくるんですけどね(笑)
このレスラーが
恐ろしく凶悪でして
こちら側の基本戦法、
蹴って投げる・・・が
まったく通用しません。
打撃技を何回入れても
体勢を崩さないので
投げ技が効かないのです。
ならばどうするか?
ただ殴って蹴るのみ。
プロレスゲームの
ラストがこれで
本当にいいのか?
・・・そんな考えが
頭をよぎったら
負けですよ。
無事、
己のプロレスを貫いて
勝利したプレイヤーは・・・
感動のエンディングを
目にすることになるでしょう。
アッポーさんのこの台詞、
ガチすぎますなぁ・・・。
スーパースタープロレスリング
(★は5段階評価)
ストーリー ★★★
ストーリーは
なきに等しいのですが
ラスボスとして
巨人レスラーが登場し
しかも投げ技が
通じないという意外性は
かなり好みですね。
キャラクター ★★
わかりやすさ、大事です。
キャラクターごとに
用意された技だけでなく
大技を選択できることで
プレイヤーによっても
個性付けできるのが
好印象ですね。
文句をつけるとすれば
Uの遺伝子を持つ
マイダでも
ダイビング攻撃が
できてしまうところが
少し勿体ないですね。
操作性 ★★★
ABボタン同時押しでの
ダッシュが慣れるまで
使いにくいのですが
慣れてしまえば
特に問題に感じません。
パンチとキックを
いかに当てるかが
勝負のカギですが
そうなると結局
ある程度の連射が
必要になるんですよね。
プロレス度 ★★★
れっきとした
プロレスゲームです。
技の選択は
プロレスファンの心を
揺さぶられますが
ボディスラムなどの
小技の必要性を
イマイチ感じられず
微妙だったかなと。
最大の問題点は
5分1本勝負、
ここじゃないですかね?
五分の展開だったりすると
本当にギリギリの
試合時間ですよ、コレ・・・。
連射パッ度 ★★★
連射の要素は
さほど重要では
ありませんが
すべての投げ技が
パンチとキックを
経由しますので
あるとないとでは大違い。
連射パッドなしで
23戦目のアイアント戦まで
戦い抜こうとすれば
それなりの覚悟が
必要になります。
総合評価 ★★★
ポニーキャニオンというと
芸能関係の会社と
思ってしまいがちですが
なかなかプロレスらしい
プロレスゲームを
作っていたものだなと
感心しました。
ジャガー横田さんも
喜んでくれているのでは
ないでしょうか?
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