G1クライマックス26
両国3連戦の初日を
観戦してきました。
先に言っておきますが
両国3連戦で
生観戦するのは
この日だけです。
キンプロ仲間の
koba.さんと
観戦に行きましたが
クニ齋藤さん、
ノリノリなノリさん、
ギジェ・ロヨラさんとも
遭遇しました。
どうやら皆さん、
小峠の勇姿を
見届けに来たようです(違)
観客動員は
6,598人との発表。
平日の18:30ということを
考慮すれば
大健闘なのでは
ないでしょうか?
桝席のお客さんは
ほとんどが2人で
座っていました。
我々の席が
たまたま空調の
近くだっただけなのか
わかりませんが
涼しいを通り越して
寒かったです。
寒かったので
オカダのバスタオルを
肩に羽織っている
お客さんが多かった中、
私だけは
超危暴軍バスタオルを
かけてました(笑)
第1試合
ヨシタツ キャプテン
vsブリスコ兄弟
まさかの3分決着で
ブリスコ兄弟が
キャプテンを瞬殺。
キャプテン・・・、
何もしてねぇ!
ヨシタツ・・・、
何しにきたの!?
ま、まぁ第1試合ですし
おすし。
第2試合
永田 中西 ライガー タイガー
vs本間 田口
ジュース フィンレー
田口は道標スタイルで入場。
Tシャツに書かれた
「I LOVE 関ジャニ」の
真意は・・・!?
永田さんと本間の
前哨戦の意味合いもあった
この試合でしたが
こちらもスピード決着。
獣神がフィンレーを
丸め込んで勝利しました。
それでも全員の持ち味は
十分に発揮される
展開ではありましたが
残念ながら永田さんの
白目式は不発。
阻止した田口が観客に
「ゴメンね」と
謝っていたのが
面白かったです。
第3試合
柴田 エルガン 小島
KUSHIDA
vs矢野 YOSHI-HASHI
中嶋 小峠
小峠篤司が
新日本マットに登場!
「荒れるぜ~、
止めてみな!」
ところが
簡単に止められてしまい
小島の剛腕に撃沈。
新日本Jr.を牽引する
KUSHIDAに爪痕を
残すことなく
白星供給役に
終わってしまいました。
・・・なんて日だ!
第4試合
内藤 EVIL BUSHI
ジェイ・リーサル
vsケニー タンガ・ロア
裕二郎 ページ
内藤のゆっくりとした
入場の間に
トイレに行っていたのですが
同じように考えた
ファンも多かったようで
トイレにもそれなりに
人がいました(笑)
L・I・PとBULLET CLUBの
リーダー同士の対戦は
13日の公式最終戦の
メインイベントの
前哨戦も兼ねた
注目の一戦。
試合はページが
BUSHIを沈めて
バレットクラブが
勝利しましたが
より印象を残したのは
L・I・Pの方だったと思います。
試合後、拳を掲げた内藤に
ケニーが拳を合わせようと
腕を上げると
内藤が中指を立てて
ケニーを挑発。
13日のメインイベントへの
期待感を煽ってくれました。
ここで休憩時間に
入りましたが
第4試合までで
わずか1時間ほどという
スピード展開。
興行開始が18:30で
このあと、公式戦が
5試合あることを考えれば
納得もいきますが
いくらなんでも
試合展開が雑すぎると
同行したkoba.さんに
不満をブチまけていました。
その意味を
メイン終了後に
知ることになろうとは・・・。
第5試合
天山vsSANADA
開幕戦で棚橋を倒す
大サプライズを
演じたものの
それ以降はぱったり
勢いが止まってしまった
SANADAと
同じく開幕2連勝から
連敗を続けている天山。
この試合、
G1の星取でいえば
消化試合かもしれませんが
両者にとっては
負けられない戦いと
言えるでしょう。
SANADAの
スカルエンドにも
ラウンディングにも
耐え抜いた天山。
小島の想いも乗せた
ラリアットからの
アナコンダバイスは
勝利を予感させましたが
SANADAがみたび
スカルエンドを繰り出し
ギブアップ勝ち。
会場のファンのほとんどが
天山の勝利を
願っていたことでしょうが
残念ながらその想いは
届きませんでした。
それでも試合後に
天山に贈られた
大天山コールに
礼で応えた天山。
そして、小島と抱擁。
天山、この夏も
感動をありがとう!
第6試合
真壁vs石井
熱い試合でしたね。
勝利したのは石井でしたが
試合内容では
真壁が押していたように
感じました。
これは好みの問題ですが
NEVERなどで
試合を重ねるにつれて
引き出しが増えて
器用になってしまった
最近の石井は
あまり好きではないんですよ。
以前よりも観客ウケを
狙っているように
思えてしまうんです。
一方、真壁のプロレスは
技ではなく気持ちで
戦っているようで
見ていて清清しい。
この試合で突然繰り出した
袈裟斬りチョップも
荒々しくも懐かしい、
そんな気持ちになりました。
第7試合
ファレvsタマ
バレットクラブの
同門対決ですが
ファレはこの試合に勝てば
優勝決定戦進出の可能性が
グッと高まります。
一方のタマは
試合に勝っても
優勝決定戦進出は不可能。
タマはリングに横になり
ファレに勝ちを
譲ろうとしますが
カウント2でキックアウト。
・・・あれ、このコント
去年も見たような・・・。
結局、真剣勝負になり
ガンスタンでファレを
降したタマ。
これでこの後の2試合も
面白くなってきました。
セミファイナル
後藤vs丸藤
5勝3敗、ともに
優勝決定戦進出の
可能性を残した
後藤と丸藤が
セミファイナルで激突。
両者とも
私の推しレスラーですので
非常に楽しみな一戦でした。
先に仕掛けたのは丸藤。
後藤が丸藤を
ロープ際まで押し込み
クリーンブレイクした
離れ際に
フロントキックを
入れてきました。
この心境は
とてもよくわかりますね。
天然なところもある後藤に
スイッチを入れてやろうと
挑発したのだと思います。
その後も試合を
支配していたのは
丸藤という印象でしたが
最後は後藤が
執念のGTRで
この試合に勝利しました。
この試合、
後藤洋央紀の魅力が
存分に発揮された
一戦になったと思います。
丸藤が3度狙った不知火は
執念で阻止し
虎王は頭突きで迎撃。
終盤、丸藤の打撃を
何発受けても
執念で立ち上がり
フィニッシュを狙った
最後の不知火は
スリーパーで捕獲、
投げられても腕を放さず
スリーパーで絞め続け
GTRに繋いだその姿は
まさに荒武者でした。
丸藤が負けてしまいましたが
不思議と悔しい気持ちはなく
「後藤、天晴れ!」
そんな気持ちでしたね。
メインイベント
棚橋vsオカダ
オカダと棚橋への
大歓声を聴いて
「丸藤のG1制覇」を
見届けに来た私は
考えを改めました。
「あぁ、これは
とても敵わないな」と。
丸藤への声援は
敵地でありながらも
決して少なくは
ありませんでした。
これまでの試合で
新日本のファンからも
少しずつ
受け入れられている、
そう思っていましたが
オカダ、棚橋への歓声、
2人の試合の緊張感、
それらはモノが違いました。
プロレスは
試合そのものだけではなく
対戦する両者の
ドラマも楽しむもの。
ファンは棚橋とオカダに
想いを重ねています。
丸藤はどうか?
その差は
語るまでもありません。
2人の一挙手一投足に
両国のファンが
驚き、叫び、歓喜する。
あれだけの声援と
熱量が生まれる。
言ってみればこれは
ファンの信頼そのものだなと。
棚橋、オカダ・・・。
スゴイ奴らですよ、本当に。
もうどっちが勝って
優勝決定戦に進出しても
文句のつけようがありません。
頑張れ、カカロット・・・。
おまえがナンバーワンだ!
・・・ちょ・・・
引き分け・・・。
まさかの展開ながら
両国に来たファンは
どこか納得していたようにも
感じられました。
少なくとも
私の周囲のファンは
「ふざけんな、金返せ」
という空気には
なっていませんでしたね。
まさに漁夫の利で
優勝決定戦への
進出を決めた
殿こと後藤洋央紀。
後藤ファンの私ですが
なんだか素直に
喜べないこの展開。
でも、結果は結果です。
「G1のGは・・・」の
あの台詞で
大会を締めてもらいましょう!
「以上をもちまして・・・」
後藤のマイク
ねぇのかよっ!
両国3連戦の
対戦カードが
発表された時点で
ある程度、最終戦までの
星取が読めてしまうことは
最近のG1に対する
最大の不満でしたが
最終戦の勝敗は
私の願いや予想とは
まるで違うものでした。
いやはや、
お恥ずかしい限りです。
いずれにせよ
Aブロックの代表は
後藤に決まりました。
後藤ファンの私ですら
「えっ、後藤でいいの!?」
と思ったくらいですから
棚橋ファン、オカダファンは
尚更のことでしょう。
そんなファンの気持ちを
良い意味で裏切るような
最高の決定戦を
見せてほしいものです。
あと2日、一緒に
駆け抜けましょう!
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