仕事で海外に渡米していた
ほっこりプロレスの代表、
北畠社長から
Mr.しもの対戦相手が
決定したという
ニュースが届いた。
先日、Mr.しもが
次の対戦相手として
広く募集を行ったのは
この春から新たに
活動を開始している
新人プロレスラー。
経験の浅い
新人レスラーを相手に
良いところを見せたいという
Mr.しもの浅知恵は
見え見えだったが
対戦に名乗りを上げる
レスラーは現れず。
これを見かねた北畠社長が
アメリカで対戦相手を探す
援護射撃を行うこととなった。
渡米した北畠社長から
わずか数日間という
予想以上の早さで
ほっこりプロレス事務所に
電話が届いた。
なんと既に
対戦相手は見つかり
試合の段取りも
できているのだという。
「アメリカで意気投合した
日本人プロレスラーが
対戦を受諾してくれました。
受諾したのか、断られたのか、
彼の独特の言語センスで
はじめはよく
わからなかったのですが
どうやらOKのようです」
「話によると
今年の4月から
スモークタウン？
確かそんな響きだったと
思うのですが
アメリカのリングで
戦っているようですね。
名前は・・・
ナカタ君だったかな？
サッカー選手のような
名前だったと記憶しています」
「試合の方も
少しだけ見ましたが
蹴りや膝での攻撃を
多用してしまう
クセがありますね。
アピールも多めでした。
プロレス素人の私でも
わかるくらいですから
まだまだ荒削りな
選手なんだと思いますよ」
「Mr.しもについては
まったく知らないそうですが
『胸を貸していただきます』と
謙虚な姿勢でしたよ。
やたらとクネクネしていたのが
少し気になりましたが
どこか体の一部が
悪いのかもしれませんね」
北畠社長がブッキングした
ナカタ君(仮)という選手、
まだその詳細は
皆目検討がつかないが
熱く滾るような試合を
披露してもらいたいものだ。
to be continued...
★Mr.しもの中の人の裏話★
新人レスラーの頃は
まだ自分の武器だったり
キャラクターだったりが
定まっていない時期。
大いに悩んで
壁にぶち当たって
その先に自分だけの
アイデンティティーを
見つけられるものだと
私は思っています。
次の対戦相手の
ナカタ君(仮)も
Mr.しもとの対戦を機に
何か得られるものが
1つでも見つかれば
いいんですけどね。
うん、そう思います。
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