三浦のウインドサーファー

ただ今、北米滞在中。ハワイ、アルーバ、アラチャティなどと行ったけど、遠浅、オンショアのボネールが最高に素晴しい。

ボストン観光 5月27日

2010年05月28日 | Weblog
    
         アムトラック・ボストン駅にて↑




ニューヨーク・ペンステーション地下三階駅、あさ6時発のアムトラックで、一路ボストンへと向かいました。所要4時間半の列車の旅です。


アムトラックは出発してから次の駅まではイーストリバーの地下を通るため地下鉄となります。そしてしばらく外の風景はビルディングのアパート群が続きますが、ボストンに近づくにしたがって戸建のサイディング張りの一軒家が多くなり、様相が一変します。


ボストンの駅に降り立つと、肌寒いのには驚きました。
自宅のあるミシシッピーでは既に咲き終わった花水木の花などが満開を迎えていました。それだけ気候の差があるということだと思います。


ボストンのダウンタウンなどの住宅街は、ニューヨークと違って、とても静かな、落ち着いた街並みとなっている点が特徴でした。車のクラクションもそんなに聞こえず、街がとても落ち着いているのです。何だかホットする気持ちです。街もとても綺麗で、広告なども制限されています。ネオンなどはありません。


今日は、ボストン駅に着いてから、ミニバンで、市内の案内を日本人ガイド兼ドライバーの方から受けながら、短いながらも充実した一日を過ごしました。


    
    ハーバード大学よりボストン中心街を望む。チャールズ川でヨットを楽しむ学生たち↑



マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学なども見て回りましたが、ハーバードが昨日卒業式だったことから、大学構内は、まだ、卒業式やそのレセプションの名残が残り、また、付き添いの両親などと記念写真を撮る姿が見られました。



    
      ハーバード大学ロースクール前で記念撮影をする卒業生↑



※ここで、アムトラックについて、少し記述しておきましょう。
 ①全席指定席ですが、これは座席の数しか売らないということで、実際は自由席となっていますので、各自、好きな席に座ることができます。
 ②食堂車もあり、軽食が食べられます。アルコール類がだされるのは午前9時以降です。
 ③改札口はありません。出発の15分前に、プラットホームの番号が電光掲示板に掲示されます。これを見てから、乗客は、各自のプラットホームに向かうこととなります。
 ④出発のベルはなりませんし、構内放送もありません。ですから、出発時間と乗る列車には、特に注意が必要です。
 ⑤切符の買い方は、パスポートを見せ、行き先をいい、貰った切符に、その場で、パスポートと同じサインをします。
 ⑥電車が出発すると、車掌が回ってきて、チケットの右半分の小さい方を返してくれ、左側半分の大きい方のチケットは回収され、その代わりに、新しいチケットを席の上に差し込んで行きます。席を変わるときには、このチケットを新しい席の上に自分で差し込んでおかないとチケットがない状態となりますので車掌から尋ねられます。
 ⑦ビジネスクラスの席もあります。普通車でも前の座席との間隔は十分広いです。
 ⑧自分の乗る電車が間違いないか十分に注意する必要があります。間違って乗ると、とんでもない方向にいってしまう可能性があります。前述のように、構内放送などありませんし、列車にどこどこ行き、という表示もありません。また困ったことには、列車が定刻に来るとは限りません。定刻に来た列車が自分の列車かと思うと違う場合があります。アムトラック以外の通勤列車もきますのでさらに注意が必要です。
 今日案内してくれたガイドさんによると、過去の観光客一行がとんでもない方向に行ってしまい、大変だったと言っていました。幸い、今回の私どもは、無事に、ニューヨークに帰ってくることができました。2時間くらい遅れましたが。ホテルに着いたのが、9時の予定が11時になっていました。


    
          車掌が新しい切符を頭の上の桟に挟んだ状態↑


    
             アムトラック普通車の車内↑