見事、秋の快晴の朝、島岡美延です。涼しい空気を鼻からしっかり吸い込んで頭をスッキリさせたいものです。
昨日は、あと234日となった歌舞伎座の夜の部に出かけました。毎月のさよなら公演は珍しい共演も多いので、歌舞伎の魅力を再発見できそうです。
夜の部に出ずっぱりなのが、吉右衛門。「鈴ヶ森」で江戸の侠客、幡随院長兵衛の気持ちいいセリフを聞かせ、「勧進帳」では富樫。幸四郎の弁慶と文字通りがっぷり四つ。この兄弟(幸四郎が兄です、念のため)の共演も最近は時折見られます。昨日の舞台を見て、ああ、この二人は、まさに弁慶と富樫、相対する立場でも、お互いを認め合っている・・・、などと感じてしまいました。「吉祥院お土砂」の紅屋長兵衛の吉右衛門は、現代語も取り入れた(?)、お茶目で軽やかな演技。
「櫓のお七」で見せた、福助の人形振りも良かった! にぎわう歌舞伎座ですが、弁慶がずっこけそうなほど間の悪い掛け声が増えたのは困りものです。
昨日は、あと234日となった歌舞伎座の夜の部に出かけました。毎月のさよなら公演は珍しい共演も多いので、歌舞伎の魅力を再発見できそうです。
夜の部に出ずっぱりなのが、吉右衛門。「鈴ヶ森」で江戸の侠客、幡随院長兵衛の気持ちいいセリフを聞かせ、「勧進帳」では富樫。幸四郎の弁慶と文字通りがっぷり四つ。この兄弟(幸四郎が兄です、念のため)の共演も最近は時折見られます。昨日の舞台を見て、ああ、この二人は、まさに弁慶と富樫、相対する立場でも、お互いを認め合っている・・・、などと感じてしまいました。「吉祥院お土砂」の紅屋長兵衛の吉右衛門は、現代語も取り入れた(?)、お茶目で軽やかな演技。
「櫓のお七」で見せた、福助の人形振りも良かった! にぎわう歌舞伎座ですが、弁慶がずっこけそうなほど間の悪い掛け声が増えたのは困りものです。