夜明け前の空に輝く月もきれい、島岡美延です。
今年はどんな1年でしたか? 辛いことがあったとしても、つまづいたからこそ見えたものがあったはず。映画『ありきたりな言葉じゃなくて(20日公開)』をご紹介します。先週のラジオに渡邉崇監督が登場。テレビ朝日映像社員で『ワイドスクランブル』などを担当しながら監督デビュー。構成作家の栗田智也氏の実体験を基に二人で練り上げた脚本。
32歳の拓也(前原滉)は中華料理店を営む両親と暮らすテレビの構成作家。念願のドラマ脚本家への道を探る中、売れっ子脚本家(内田慈)の後押しを受け、ついにデビュー決定。浮かれた気持ちでキャバクラを訪れた拓也は、りえ(小西桜子)と意気投合。ある晩、泥酔しホテルへ行った後に彼女と連絡が取れなくなり、彼氏だという男(奥野瑛太)から高額の示談金を要求される。テレビ局に知られることを恐れ、要求を受け入れた拓也だったが――。
ヒリヒリする緊迫感、テレビ局の人間模様のリアリティ、目が離せません。
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