猛暑の中、今日も博物館や美術館は多くの人でにぎわうでしょう、島岡美延です。
人気の企画に人々は何時間でも列をなして、目当てのものとの“対面の瞬間”を心待ちにします。
愛知県内で今月1日に開幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展『表現の不自由展・その後』がわずか3日目にして中止になりました。
昨日も長蛇の列が出来ていた企画展は、慰安婦を表現した少女像、憲法9条をテーマにした俳句、昭和天皇に関する映像作品など、各地の美術館から撤去されるなどした二十数点を集めた展示。
テロ予告や脅迫などの電話が相次ぎ、来場者の安全の確保が難しいというのが理由、と大村愛知県知事は語りました。
私たちが「表現の自由」について考える機会を奪われたのです。
昨日は、“民衆のデモを軍隊が襲撃した”英国の映画をご紹介しました。
「取り返しのつかない事態」は、ある日、ささいなことから起きて、歴史に重大な汚点を残す…。
今という瞬間は、まだ踏みとどまれる時なのか、もう何かに巻き込まれてしまっているのか。
人気の企画に人々は何時間でも列をなして、目当てのものとの“対面の瞬間”を心待ちにします。
愛知県内で今月1日に開幕した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展『表現の不自由展・その後』がわずか3日目にして中止になりました。
昨日も長蛇の列が出来ていた企画展は、慰安婦を表現した少女像、憲法9条をテーマにした俳句、昭和天皇に関する映像作品など、各地の美術館から撤去されるなどした二十数点を集めた展示。
テロ予告や脅迫などの電話が相次ぎ、来場者の安全の確保が難しいというのが理由、と大村愛知県知事は語りました。
私たちが「表現の自由」について考える機会を奪われたのです。
昨日は、“民衆のデモを軍隊が襲撃した”英国の映画をご紹介しました。
「取り返しのつかない事態」は、ある日、ささいなことから起きて、歴史に重大な汚点を残す…。
今という瞬間は、まだ踏みとどまれる時なのか、もう何かに巻き込まれてしまっているのか。