全国的によく晴れそうな「環境の日」、島岡美延です。人間の存在が環境に悪影響を与えているからこそ、何が出来るか考えるのは人間の義務。AIの助けも借りつつ、未来を少しでも善き方向へ。
生身の人間にしかできないことがある、それを強く感じたのが劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』の舞台を観て。KAAT神奈川芸術劇場で7月22日まで。
ガーシュインの名曲が次々と聞こえてくるラブ・コメディ。敵だと思っていた人物が、変装して別人になって現れたところで恋に落ちる、そこに本物が登場・・・、というドタバタありの「勘違い恋愛もの」。歌、踊り(特にタップ)満載、休憩をはさんで3時間以上の舞台を駆け抜ける俳優たちの一体感。繰り返されるカーテンコール、客席の一体感がまたすごい。
上演中の『ライオン・キング(有明四季劇場)』や『アナと雪の女王(四季劇場春)』などに比べ、オトナ向け。劇場を出る時の幸福感、高揚感。舞台も客席も「コロナ前」を実感。