ついに呼び名が市川猿之助容疑者、島岡美延です。週刊誌報道を知って親子でさよならしようとした、自分が後始末を、と語っているよう。歌舞伎を引っ張る存在は何でも自分で決めすぎたのか。
人間の命、太古の昔ほど〈再生〉への想いは強く、〈生贄〉も少なからず――。トーハク、東京国立博物館の特別展『古代メキシコ マヤ、アステカ、テオティワカン』(~9月3日)を見てきました。なんと、すべて撮影可能。ただ、撮影するのが怖いような展示も多かったけど。
神殿から発掘されたマヤの「赤の女王」が奇跡の初来日。石室の内部に入り、透明な棺に横たわる彼女を見るような展示。頭から足まで装飾品が見事。ヒスイの緑は再生への強い願い。
別の展示で、ヒスイはグアテマラから運んだ、とも。思い出すのが新潟県糸魚川産のヒスイは縄文時代前期から使われ、日本各地から発見されていること。世界でも憧れの石だったはず。
平成館考古展示室へも。弥生時代の顔面付壺型土器の展示は9月3日まで。