昨日のラジオ生放送中、新橋のビル爆発に衝撃、島岡美延です。どうやらガスが充満した室内でライターに火をつけたよう。
先日、俳優・創作あーちすと、のんさんの記事に「喜怒哀楽の中で〈怒〉が一番好き」という言葉を見てハッとしました。ちょうどその頃読んでいた本が、伊藤詩織著『裸で泳ぐ』(岩波書店)、25歳での残酷な性被害を公表し、社会を変えようとした彼女の7年間の戦いと想い。
彼女が取材してきたペルーのコカイン谷、シエラレオネのFGM(女性器切除)、入管施設で亡くなったウィシュマさん、韓国の元従軍慰安婦・・・、命の危険がある環境に身を置き、取材活動へも誹謗中傷がどれだけあったか。
「怒り」の字の中になぜ「女」が含まれているのか、と。様々な体験を経て、「怒り」を愛おしいと思い、生きていることを実感。スパイシーなものを食べて、裁判所に向かう、とも。
ちなみに本のタイトルは「死ぬまでにしたいことリスト」に書いたもので、夜の海で実現させたそう。