大寒、関東平野部でも雪の可能性、島岡美延です。この土日、旅行などの予定は気をつけて。
能登半島地震で被災した外国人、旅行者はどうしているのか。生まれた場所、出身国、様々な事情を抱えて生き抜く人たちがいます。映画『白日青春―生きてこそ―(26日公開)』をご紹介します。マレーシア生まれで香港に移住したラウ・コックルイ監督が描く、中国から香港に来た男と香港で生きる難民の物語。
タクシー運転手バクヤッ(アンソニー・ウォン)はパキスタン人難民と事故を起こし、その子どもハッサンと知り合う。事故で父を亡くしたハッサンはギャングのたまり場に入り浸り、警察に追われる。居場所がなくなったハッサンの身を案じて、バクヤッは彼の逃亡を助けようとする。しかし、車の中に父の遺品を見つけたハッサンは事故の相手がバクヤッだと知り・・・。
運転手は70年代に夢を抱いて、中国から海を泳いできたという設定。今の香港を知る本作。