G7首脳がそろって広島平和記念資料館へ、島岡美延です。国や地位が違っても、生きている人間が感じることはそんなに変わらないはず。
昨夜、『堀内充バレエコレクション2023 FINAL』へ。1年前に今回が最後になることが発表され、実に見事な「完走」でした。堀内充氏は1983年ローザンヌ国際バレエコンクールでローザンヌ賞受賞。コレクションは彼の振付作品を中心で、もちろんご本人も踊ってきました。
男女のパ・ド・ドゥから、大勢が入り乱れるように踊る作品まで、ダンサー各人の良さを引き出す振付。ウェストサイド物語をベースにした作品では、対立するチームの闘争、マリアとトニーの愛、バレエが表現できる最大限のものを見せてくれました。
ラフマニノフのピアノコンチェルトNo.2に振り付けた新作でフィナーレ。11年間、コロナ禍でも続けた舞台、お疲れさまでした。有終の美って、ダンサー、スタッフ全員の鍛錬の賜物。強く心を揺さぶられた舞台でした。
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