暑さ収まるという4月半ば、島岡美延です。まだ暑さに慣れていない時期、体調管理に気をつけなくては。今年の夏は、どんな暑さに?
『異人たちの夏』といえば、昨年亡くなった名脚本家、山田太一さんの傑作小説で1988年に大林宣彦監督が映画化しています。こちらも遺族納得の素敵な世界観、映画『異人たち(19日公開)』をご紹介します。『さざなみ』などのアンドリュー・ヘイ監督が、男女ではなく男性同士の関係にして、愛と喪失の物語を描きました。
ロンドンのタワーマンションで暮らすアダムは、12歳で両親を事故で亡くした40代の脚本家。両親の思い出に基づく脚本を書くため、幼少期を過ごした郊外の家を訪ねると、30年前に他界した父と母が当時の姿のまま住んでいた。戸惑いつつ、時々訪れて心を癒す彼は、一方で同じマンションの住人の謎めいた青年ハリーと恋に落ちる。夢のような日々は永遠には続かず――。
アダム役のアンドリュー・スコットはゲイを公言、この切なさを苦しいほどに体現。
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