朝から暑すぎ、今日も猛暑対策を、島岡美延です。
横浜はとても暑かったけど、戦争の沖縄は地獄そのものだったか。映画『丸木位里 丸木俊 沖縄戦の図 全14部』を横浜シネマリンで母と見ました。支払いは現金のみ、座席指定は紙に赤ペンで購入済の印、スクリーンは1つ、若い人も来ていました。
広島・長崎の原爆の恐ろしさを描いた《原爆の図》15部。丸木夫妻が晩年に取り組んだのが地上戦を体験した沖縄。「空襲と地上戦は違う」とはっきり感じながら。このドキュメンタリーは《沖縄戦の図》全14部を紹介する初めての試み。沖縄の人々の切実な「命どぅ宝(命こそ宝)」に、共感共苦した二人。
1982~87年の制作風景はもちろん、沖縄戦を三線と歌で伝えようとする現代の若者の挑戦も織り込みながら、ナレーションはジョン・カビラ、山根基世。
戦後40年ほどで語るのも辛かったはずの体験、それを託された丸木夫妻の筆。佐喜眞美術館で『沖縄戦の図 全14部展』開催中(来年1月まで)。
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