大阪万博まで1年をきれど会場を想像できず、島岡美延です。
1年で色々起きます。去年の夏に出版された時、自民党の裏金問題は表面化してないし――。図書館の予約がやっと回ってきた、内田樹・白井聡著『新しい戦前 この国の“いま”を読み解く』(朝日新書)。
岸田総理はアメリカで満面の笑みだったけど、「戦争ができる方向にシフトしたにも関わらず、メディアも国民もぼんやりしていることこそ深刻な問題」との指摘に始まり、「自民党の派閥は機能していない、いずれなくなる」という〈予言〉も。
繰り返し虚偽の答弁をした安倍政権でも政権交代が起きないのは、国民も政治家も「日本の民主主義は終わった」と感じている――。国会の権威を貶めることで政権与党の力は強くなり、そうして続いた1強体制。
日本はこの30年、「大人になることを拒否」したと社会の幼稚化を嘆く二人の対話。
いま、国民の政治不信はかつてないほど。さて、補選の行方は?
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