与野党の政治家に足りないのはこの言葉の力、島岡美延です。
日本ハムの新庄剛志新監督、「優勝なんか一切目指さない」と言いつつ、選手のメンタルの引き出し方を語るなど、もちろん本気。「人間性は大事」、子どもの頃に親にしっかり教育された、と。
映画『フォーリング 50年間の想い出(12日公開)』をご紹介します。名優ヴィゴ・モーテンセンが初監督。半自伝的な脚本、音楽も手がけ、父との関係に苦悩する息子を演じ、あらためてその才能に拍手!
航空機パイロットのジョンは、パートナーのエリックと養女モニカとロスで暮らしている。父ウィリスは田舎の農場で一人ぐらし、認知症に。引退し、近くで暮らすよう勧めるも、母を巡って子どもの頃から折り合いの悪かった二人、会話もかみあわない。
過去と現在が混濁する不器用な父と繊細な息子。やがて父の秘めた想いに気づき…。
感情をぶつけ合う二人。50年かけて見えてきたのは?
映画『フォーリング 50年間の想い出』を実際に目にする機会があるのかどうか分かりませんが、
わたしと同じように過去と現在が混濁する不器用な父と感情をぶつけ合う繊細な息子が会話もかみあわないところから「50年かけて見えてきたものがあった」
というところからは何か得るものがあるような気がいたします。
本人の半自伝的映画というだけあって、父と子が言いあうところなど、ドキュメンタリーのよう。
どんな親子でもぶつかりあったあとが大事なのでしょう。