歩きスマホは「首」も心配

コロナ前に少しずつ戻る、５月スタート、島岡美延です。駅には大きな荷物の旅行者が増加。スポーツ観戦もマスク着用ながら以前の賑わいの様相。

4月からの新生活、慣れてきましたか？　今月の姿勢テーマは『歩きスマホ、首にも危険だからやめよう』です。先日、駅周辺の公共空間で、別々の方向から私に近づいてくる３人が歩きスマホ。歩く人の方向も様々で自転車も通るのに、誰もほとんど顔を上げず。

地図アプリを見る、LINEなどする、ゲームも？　スマホは低い位置で操作し続けるので「首は最大限下を向く」角度に固定された状態に。5kgほどの重いアタマがずっと下を向いていたら、負担がかかるのは細い首。筋肉だけでは頑張りきれず、骨格が対応して「ストレートネック」状態に。本来カーブを描くべき頸椎が真っすぐになると全身に悪影響を及ぼします。首の骨、腰までずっとつながっていますよね。

座ってスマホ、でもストレートネックは同じだけど、歩きスマホは「自分の首と周囲の安全」を脅かします。