卓球も大相撲も優勝が気になる日曜日、島岡美延です。大阪国際女子マラソンも、みんな頑張れ!
昨日は兄弟同然に育ったいとこのロードムービー、今日は血の繋がりより濃いものを描く物語。映画『ブラザー 富都プドウのふたり(31日公開)』をご紹介します。マレーシア・台湾合作映画は世界の映画祭を席巻。
マレーシア・クアラルンプール、富都(プドゥ)地区のスラム街。ここには不法滞在2世ともいえる様々な国籍、背景を持つ人々が暮らしている。身分証明書(ID)さえ与えられず兄弟として成長してきた兄アバンと弟アディ。アバンは聾啞のハンディがありながら、日雇いで堅実に生計を立てているが、アディは簡単に現金が手に入る裏社会とつながり、常に危険をはらんでいる。ある日、アディの実父の存在がわかり、ID発行の可能性が出てきたものの、事件が起きて、二人の未来に暗い影をもたらす――。
子どもの時から、互いのおでこにゆで卵をぶつけて殻をむく二人。このゆで卵が切なすぎる場面にも。
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