東日本大震災が起きた2011年と同じ、金曜日の3月11日、島岡美延です。2010年度を締めくくり、4月からの新しい生活に想いを馳せる、そんな一日になるはずでした。
公開中の映画『永遠の1分。1446: An Eternal Minute』で3.11のドキュメンタリーを撮るため来日する映画監督役のマイケル・キダさん、先日のラジオに曽根剛監督と一緒に登場してくれました。彼は11年前、神奈川県内でインターナショナルスクールの先生をしていて、終業式、停電、と大変な中、数日後にはご自分の結婚式でハワイへ。その時、初めて「日本で何が起きているか」を詳しく周囲から教えられ、とても心配されたとか。原発事故のことを含め、アメリカでの報道は日本とだいぶ違っていたよう。
10年後の街の現実に愕然とし、震災遺構で語り部の話に涙する・・・、映画の中にはマイケルさん自身の衝撃が映っています。あの堤防に立つ時、人は何を思うのでしょう。
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