京都アニメーション放火事件から4年、島岡美延です。令和元年のこの事件など、怒りの方向が理不尽な対象に向かっていませんか。
日本のアニメもいいけど、フランスの巨匠の作品にうっとり。映画『古(いにしえ)の王子と3つの花(21日公開)』をご紹介します。『ディリリとパリの時間旅行』のミッシェル・オスロ監督の最新作は美しい王子の物語が3つ。それぞれ違うアニメーション表現。
第一話『ファラオ』。ルーヴル美術館とのコラボで生まれたクシュ王国の若き王子の物語。エジプトの「体は正面、顔は横向き」の人物たち。
第二話『美しき野生児』。フランスの中世の城に暮らす王子は父に反逆。人物は黒いシルエット、影絵みたい。
第三話『バラの王女と揚げ菓子の王子』。18世紀イスタンブールが舞台の豪華絢爛な物語。
共通するのは、勇気と知恵を糧に非暴力で人生を逆転させていく王子たちの存在感。エキゾチック!
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