10月の暖かさとなる勤労感謝の日、島岡美延です。11月23日、日本記念日協会に今年、新たに登録されたのは「グリーフを考える日」。関西学院大学〈悲嘆と死別の研究センター〉が「死別に伴うグリーフは人生の大仕事、グリーフワークと呼ばれている」として勤労感謝の日に重ねて制定。
まさにそんな人々の証言、映画『グリーフケアの時代に(12月1日公開)』をご紹介します。『瀬戸内寂聴99年生きて思うこと』の中村裕監督が「大切な人を亡くし、心に大きな穴があいていた時に」この作品を引き受けることになったそう。
幼い娘を病気で亡くした看護師、池田小学校事件で娘を亡くした女性、移動式カフェを作って話を聞く住職、複数のがんを患いながら夫が自死した女性・・・。
死と接する職業であっても、身内の死を受け入れ難いというのは、きっと当たり前のことなのでしょう。悲しみを受け止め、どう生きていくのか。必ず訪れる〈死〉にまつわること、考えておきませんか。
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