古今東西、力を持つ者はさらに人のものを欲しがるのか、島岡美延です。ポンペイ展で見たローマ帝国も、令和の政治家の数合わせも。規模は様々だけど「自分を妄信する者」と、その暴走を止められない者たちが、歴史をぐちゃぐちゃにしてきたのでは。
こちらはスペイン映画のリメイクで韓国らしい物語に。映画『ハード・ヒット 発信制限(25日公開)』をご紹介します。発信制限とは発信番号表示制限電話。
銀行の支店長ソンギュ(チョ・ウジン)は、娘と息子を車で学校に送るのが日課。その朝、運転中にかかってきた非通知電話。「車から降りれば仕掛けた爆弾が爆発する」と告げる男。いたずらだと相手にしなかったら、目の前で部下の車が爆発。大怪我をした息子を病院に連れていきたいが、警察に知らせても爆発させるという犯人。目的もわからないまま走り続ける車の運命は?
「持つ者」と「持てない者」の現実を描く韓国映画。カーチェイスの迫力を楽しみつつ、社会の複雑さを実感。
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