世界中からの非難も警告も届かず、島岡美延です。津波・噴火・竜巻なんかじゃなく、人間が人間の命を脅かす決定を下す愚かさ。
アフリカにも信じがたいほどの暴挙。映画『ムクウェゲ「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師(3月4日公開)』をご紹介します。2018年、ノーベル平和賞受賞のコンゴ民主共和国の婦人科医デニ・ムクウェゲ。母国の女性たちのために奔走するドキュメンタリー。
コンゴ東部のブカブ、この地のレイプ被害者は生後6ヶ月から90代。加害者はレアメタルを支配しようとする武装勢力。つまり、女性とその家族に恐怖を植え付けるための性暴力=心身の破壊。
ムクウェゲ医師は、年間3000人も彼の病院に運び込まれる女性たちを20年以上、無償で治療。果てのない繰り返しの日々から、根本的問題解決を、と国際社会に訴えています。ノーベル賞はその始まりですが、命の危険にさらされることにも。
スマホに使われるレアメタルを巡る争い。日本人として、まずは知ることから。
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