3度目の緊急事態宣言の中身は…、島岡美延です。
1度目は前代未聞の強烈なもの、2度目は意外と緩やか、3度目の前に「まん延防止等重点措置」を出してみたものの…。
国の未来のため、この問題も避けて通れません。
24年前に米国で別姓のまま結婚した映画監督の想田和弘さんと柏木規与子さんが、戸籍記載による婚姻関係の確認を国に求めた訴訟の判決が東京地裁でありました。
判決は「婚姻自体は日本でも有効」、婚姻届は別姓では不受理、家裁に不服申し立てをすべき、と。
リモート取材に応じた二人は「夫婦と認められた」と喜び、報道も“実質勝訴”。
想田監督が“観察映画”と名付けた最初の映画『選挙』は、東京大学同級生の山内和彦氏が突然、川崎市議補欠選挙に出ることになり、ひたすら密着した映画。
山内さんは何度かラジオに出演してもらったことがあり、想田監督を身近に感じていました。
今回の判決が、夫婦別姓を望む人に勇気を与えたことは確か。
一方で「選択的」夫婦別姓が認められない合理的理由は、どう考えても見つかりません。
1度目は前代未聞の強烈なもの、2度目は意外と緩やか、3度目の前に「まん延防止等重点措置」を出してみたものの…。
国の未来のため、この問題も避けて通れません。
24年前に米国で別姓のまま結婚した映画監督の想田和弘さんと柏木規与子さんが、戸籍記載による婚姻関係の確認を国に求めた訴訟の判決が東京地裁でありました。
判決は「婚姻自体は日本でも有効」、婚姻届は別姓では不受理、家裁に不服申し立てをすべき、と。
リモート取材に応じた二人は「夫婦と認められた」と喜び、報道も“実質勝訴”。
想田監督が“観察映画”と名付けた最初の映画『選挙』は、東京大学同級生の山内和彦氏が突然、川崎市議補欠選挙に出ることになり、ひたすら密着した映画。
山内さんは何度かラジオに出演してもらったことがあり、想田監督を身近に感じていました。
今回の判決が、夫婦別姓を望む人に勇気を与えたことは確か。
一方で「選択的」夫婦別姓が認められない合理的理由は、どう考えても見つかりません。
ときに島岡さんおっしゃるとおり、小生も選択的別姓を拒む合理的理由は見いだせないのですが、反対派が言う理由の「離婚がしやすくなり、家庭が崩壊する」というところに彼らの本音を感じます。
この時代にもかかわらず、女は家にいて、家事をやるのが正しいとばかりに支配し、閉じ込めることこそ正しい家族のあり方という思想。姓でしばり扶養控除や年金の優遇で固めて逃げられなくする、逆に離婚されやすくなるのが怖いのかと。
東北でも少しずつ感染者が増えてきて、小さな我が町からも聞かれるようになってきていることで心配です。
婚姻届のこと
夫婦別姓のこと
については、国でもしっかりと話し合ってたくさんのみなさんの希望に添っていって欲しいと思います。
現実には、いまや日本はどんどん離婚が増えている国、ですよね。
選択的夫婦別姓が導入されないことで、結婚しない人が増え、少子化が進み、家族内の問題は増える一方だった数十年・・・、という結果になっているのかも。
別姓を導入してもそれらが一挙解決、にはならないだろうけど、試してみれば、と思ってしまいます。
人口154万人の川崎市では、市民館、図書館、消防、様々な公的機関で働く人にもしょっちゅうコロナ感染が出ていますが、いまや「閉鎖」などはありません。
過度な心配が差別を生むことがないようにしたいものです。