冬のアスリートにクリスマスはなく、島岡美延です。
北京五輪まで6週間をきり、今夜はフィギュアスケート代表決定。東京五輪が閉幕して半年後には冬の北京五輪、と思い浮かべた選手たちの運命は大きく変わりました。
先日、ペアの三浦璃来・木原龍一選手の内定が発表され(コロナ禍で来日困難)、昨夜は坂本花織選手が優勝で内定。今夜フリーが行われる男子3名、アイスダンス1組、女子2名の発表、ドキドキします。
どんなに“有力”と言われようと、4年もの短くはない時間を鍛錬に捧げ、全日本選手権という五輪以上に緊張(?)する舞台で最高の演技に挑む選手たち。
4年前、一気に駆け上がった坂本選手のピークに合わせる強さ。3回転半や4回転に挑まない作戦も当たりました。
今回はどんな新しい力の名前が呼ばれるのか。そしてあの時、悔しい思いをした選手は? 発表を聞いたら私も泣きそう。
坂本選手の優勝には文句はありませんが、その前の樋口選手の号泣には感動してしまいました。前回の落選の時のTwitterの強い言葉をまさに体現してくれた彼女に、今回こそと・・・いう燃えたぎる気持ちを感じました。
ジュニアの選手の伸びもすごいですが、今夜が楽しみと言いつつ、ドキドキもしています。
樋口選手、演技を終えて涙が止まりませんでしたね。男子の鍵山選手なども、想像を超える重圧から解放されると、涙が出るのでしょう。
五輪代表は結果的に全日本の順位通りで“わかりやすい”ものでした。やはり色々な“救済策”のような総合的な判断って、難しいですよね。
それにしても紀平選手が何を思っているのか、とても気になります。