女性囲碁棋士の快挙に拍手、島岡美延です。杉内寿子(カズコ)八段が97歳1ヵ月で史上最高齢対局記録更新(亡夫の雅男九段が97歳0か月)。夫婦は「幸せへの経営戦略」も確かだったはず。
ベストセラーの岩尾俊兵著『世界は経営でできている』(講談社現代新書)を読みました、独特の文体は苦手だけど。
タイトルに加え、「〇〇は経営でできている」という章立て。家庭、恋愛、勉強、就活etc、人生には経営感覚が必須。
「本当は誰もが人生を経営しているのにそれに気付く人は少ない」って。ケチの極致は一番の無駄遣い――、お金は使って初めて意味を持ち、幸せになるためにある。
日本において本来の経営が急速に失われたのは、ただの手段のはずの金銭に振り回され、人間の共同体をなおざりにしたから。「価値を誰かから奪い取る技術」の本が売れる現代、〈価値創造〉こそが人間の本質、と言い切る著者。奪い合いをやめて、生きる目的=幸せを見つめないと。
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