台湾の大地震で沖縄県の島々に津波、島岡美延です。遠くの地震による津波は警報や注意報がないと気づきません。
古代日本は周りの大陸、島との交流していた――。港湾や運河の設計の専門家が古代の謎を解くと? 長野正孝著『古代史のテクノロジー』(PHP新書)、表紙に描かれた「縄文時代でもこの方法なら塔が立つ 必要な人員は100人、工期は2か月」にひかれて図書館で借りました。
青森県の三内丸山遺跡の有名な塔。遺跡のガイドも「塔の目的は皆さんそれぞれ想像を」と言うそう。長野氏はこれを「狼煙台」だと推理、重機や滑車なしでも建てられる工法をイラストで説明。設計図なし=そこにいる人が打ち合わせしながら建てる「現場合わせ」で〈縄文タワー〉は可能だと。
一方、佐賀県の吉野ケ里遺跡の〈弥生タワー〉は古代の技術で復元できないとバッサリ。埴輪、古墳、船、港・・・、古代の技術は「現代の技術」が使えない分、人間の底力がすごい!
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