ジャニーズ系、というジャンルを遺し

少し日差しもありそう、島岡美延です。
ジャニー喜多川さんが亡くなりました。
“こんなに有名なのに、顔も声も知らなかった”と思ってニュース映像を見ていたら、「自分は裏方」という考えを貫き通したそうですね。
晩年のNHKのインタビューすら“撮影NG”、言葉のみが紹介されていました。
人気アイドルをこれだけ育て続けた唯一無二の存在でありながら、メディアなどにも偉そうな態度は全くないどころか、お茶を配るほどの心遣いも。
多くの人が、ジャニーズ事務所の誰かを見てファンになり、誰かと同じ世代で、一緒に成長してきた、という感覚かしら？
私自身はコンサートに行ったことはないですが、芝居に客演するジャニーズアイドルなどを見て、その背負うものの大きさを感じました。
歌や芝居にとどまらず、司会や番組の顔としても定着したジャニーズタレント。
男性の雰囲気を説明する時、“ジャニーズ系”などと言ったものです。
逆に、“ジャニーズっぽくないキャラ”も求められたり。
ジャニー喜多川さん、ありがとうございました。