オペラ座ダンサー主演、新たなダンス

台風13号から離れていた関東でこれほどの大雨とは、島岡美延です。特に千葉や茨城、線状降水帯に襲われ、各地で土砂崩れ。

ラグビーW杯は、開催国フランスがニュージーランドに勝利。そんなフランスが誇るパリ・オペラ座。映画『ダンサー・インParis（15日公開）』をご紹介します。オペラ座のプルミエール・ダンスーズのマリオン・バルボーが主演。冒頭の『ラ・バヤデール』も見事で、その相手役はエトワールのジェルマン・ルーヴェ。

エトワールを目指していたエリーズは、恋人の裏切りで心が乱れ、舞台上で足首を痛めてしまう。医師からは踊れなくなる可能性を告げられ、絶望。その時、ブルターニュのレジデンスで料理アシスタントをしないかとかつての仲間に誘われ・・・。

そこでエリーズが出会うのは、トニー賞ノミネートの振付家ホフェッシュ・シェクターで、振付過程が興味深い！　ブレイキンも登場し、コンテンポラリーもクラシックも踊るマリオン、素晴らしいです。