美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

信長と濃姫、政略結婚の日々

2023年01月21日 07時35分39秒 | 姿勢&見た目

コロナ「5類」へはGW頃、島岡美延です。第8波が最後の大波であることを祈りつつ、マスクは症状のある人と花粉症の人、くらいに早くなって。

この夫婦も病気や困難を乗り切ろうと頑張った・・・。映画『レジェンド&バタフライ(27日公開)』をご紹介します。木村拓哉&綾瀬はるかが、10代での結婚~本能寺の変までを熱演。『るろうに剣心』の大友啓史監督、脚本は大河ドラマ『どうする家康』の古沢良太、東映創立70周年記念作品。

政略結婚で結ばれた格好ばかりの織田信長と密かに信長暗殺を狙う濃姫は、全く気が合わない水と油。濃姫の父・斎藤道三が内乱で死去し、自害しようとする彼女に生きる意味と場所を与えたのは、他ならぬ信長。一方、大軍を前に窮地に陥った信長は濃姫にだけは弱音を吐く。桶狭間の激戦を奇跡的に勝ち、夫婦の絆は強まって、天下統一はいつしか二人の夢に・・・。

〈魔王〉と恐れられた信長と〈蝶〉のように自由を求めた濃姫の激動の30年。驚きの脚本、演出を劇場でぜひ。

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ミュージカル時代活劇、躍動

2023年01月20日 07時19分27秒 | 姿勢&見た目

外からの攻撃に備えるより、国内の犯罪を減らして、島岡美延です。今年になって強盗、ストーカー、最悪の事態になる凶悪犯罪の報道が続いています。性暴力や盗撮、受験生を狙う痴漢。政治家が言う「国民の安心安全」って一体、何なのか。 

江戸時代の人々も不安な社会に悩んでいた? 映画『まくをおろすな!(本日公開)』をご紹介します。舞台から映画へ。歌、ダンス、殺陣も豪華なミュージカル時代活劇! 映画初出演にして初主演は越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)。

ブン太こと紀伊国屋文左衛門(越岡)は、モン太こと近松門左衛門(工藤美桜)と組み、「人生の幕は自分でおろすな」と心中希望のカップルに芝居を打たせて助けている。そんな折、赤穂浪士のヤスベーが吉良上野介(岸谷五朗)への仇討ちを目論んでいると知り、「誰も死なない仇討ちを芝居で」できないかと考え・・・。

大岡越前(原嘉義)や情報収集をする松尾芭蕉(竹中直人)らも絡み、新解釈で描いた歴史上の人物たちが、躍動するエンターテインメント。

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大正時代、伊藤野枝の叫び

2023年01月19日 07時28分29秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

元交際相手による辛すぎる事件、島岡美延です。接触禁止命令が出てもつきまとわれる恐怖、被害者は生活基盤を捨てないと命を守れないのでしょうか。

「私は人間が同じ人間に対して特別な圧迫を加えたり不都合をするのを黙って見てはいられないのです」―― これは明治生まれの伊藤野枝の言葉。森まゆみ編『伊藤野枝集』(岩波文庫)を読みました。

大正元年17歳、親が決めた結婚から逃れ福岡から東京へ。平塚らいてうを訪ね『青鞜』社員に。20歳で編集兼発行人になるも約1年で廃刊、大杉栄と恋愛関係に。

「現在の結婚制度、貰うとか遣るとかいう言葉こそ女を物品扱い」「家庭での教養も学校での学問もお嫁に行く目的でばかり受けさせられ、買い手がつくのを待つ」「親は娘を売物としての価値を傷つけられないよう保護」「教育の方法が間違っていることが男女関係の上の大きな禍根」

関東大震災の直後、大杉栄と共に憲兵隊により虐殺、今年は没後100年。伊藤野枝の叫びは令和でも響きすぎ。

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明治期の女性を描いた浮世絵

2023年01月18日 07時23分10秒 | 姿勢&見た目

中国が人口減少、急速な少子化へ、島岡美延です。〈一人っ子政策〉生まれの世代はすでに親世代。今後、何が起きていく?

時代の変化を浮世絵の中に実感。川崎浮世絵ギャラリーで、明治期に活躍した浮世絵師『楊洲周延(チカノブ)』(~2月5日)を見てきました。越後高田藩の藩士の家に生まれ、15歳で歌川国芳の門人に。戊辰戦争の際には旧幕府軍に加わって戦ったという異色の経歴を持つ絵師。江戸城大奥の生活や行事を詳細に描いた絵や明治期らしいカラフルな役者絵(赤や紫、緑を多用)も素敵だけど、最も興味深かったのは〈真美人〉と題されたシリーズ。

明治期の女性の〈新美人〉という意味合いも。左手薬指に指輪、金縁の眼鏡、髪型は様々あり。結う日本髪から「自分でできる」髪型へ(提唱したのは医師と雑誌編纂者だとか)、これも女性が自由を手に入れることにつながったのです。椅子に座って新聞を読むなど、新しい時代の空気を意欲的に吸収しようとする女性の姿、輝いていました。

 

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阪神淡路大震災から28年

2023年01月17日 07時26分44秒 | 日記、その他

28年前の今日、5時46分に起きた阪神淡路大震災、島岡美延です。自分が揺れた地震(東日本大震災)とそうでない地震では、その記憶に違いがあるものですね。

横浜の自宅で何も知らずに起きてテレビを見たあの朝、「知人が西宮に引っ越したばかり」という記憶と共にある震災。その夏、西宮に行きました。1月15日(成人の日)に引っ越したのが社宅、赤ちゃんを抱える彼女を皆が助けてくれたそう。今や社宅は稀有な存在?

1995年はボランティア元年、また地域情報の必要性からコミュニティFMが生まれました。私が1996年以来、パーソナリティを務めるかわさきFMもこの震災を受けて開局。そういう意味でも阪神淡路大震災には特別な想いがあります。その後、兵庫出身のゲストの方から、今の仕事をするきっかけが震災だった、などと聞く機会がありました。

12年前の卯年は東日本大震災、そして関東大震災から100年。2023年、防災への新たな知識、考え方を身に着け、発信していきたいです。

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東洋学者のコレクションは

2023年01月16日 07時33分37秒 | 日記、その他

ウクライナの住宅にミサイル攻撃で犠牲者多数、島岡美延です。毎日の報道に「終わり」の兆しは見えず。命、文化、どれだけ破壊して、何を得ようというのか。

ロシアの広大な土地もこの一部。『ユーラシアへのまなざし 造形の美と技』を横浜ユーラシア文化館で鑑賞(2月12日まで)。昨日でコロナが日本で確認されて3年。2020年は都内の美術館に一度も行けず、ここの存在を認識、2002年に没した著名な東洋学者・江上波夫氏がコレクションを横浜市に託したそう。中国、タイ、モンゴル、イラン、イラク・・・、何千年も前から人々がモノに込めた想いを考えます。

日本では縄文時代だ、とか考えつつ壺などを見つめたり、「モンゴル文字は縦書き」だけど左から右へと知って驚いたり。ユーラシアとのつながりと違いの発見。

同館で開催中の萩野矢慶記写真展『青が誘う ウズベキスタン』にも目を見張りました。青く輝く建造物の美しさ! どの国の文化も破壊は許されません。世界中の紛争、どうか早く終わって。

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マスクなし、の顔で写真撮影を

2023年01月15日 07時26分15秒 | 姿勢&見た目

久しぶりに空気が潤っている首都圏、島岡美延です。傘の出番を喜びたくなるほど、カラッカラでした。受験生には雨も雪もないほうがいいだろうけど、頑張れ。私の大学受験は2月末に雪が降った思い出。

さて、今月の姿勢テーマ『今年こそ、マスクなしの表情筋を豊かに』を実践していますか? バスケットBリーグのオールスターゲームでは、マスクありで一部声出しOK、になりました。声を出すにはマスク、がまだ一定のルールとして残っていくでしょう。一方で23日からの国会、本会議場登壇者はマスクなしにするなど、「話し手の顔が見える場面」は増えるはず。

学生たちにとっては3学期、クラスメイトのマスク姿の顔しか記憶がない、ではあまりに残念。マスクのまま写真を撮るのも〈時代の記憶〉ですが、思い出の写真はマスクを取って、しっかり笑顔で残して下さい。

旅行先でも人が少ない場所では、ぜひマスクなしの写真撮影を。第8波のピークアウトまで乗り切りながら、笑顔の表情筋、使っていきましょう。

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神奈川の遺跡発掘成果、充実

2023年01月14日 07時18分27秒 | 日記、その他

アメリカに約束する前に国民に説明するのが先なのでは、島岡美延です。〈丁寧な説明〉って、同じ言葉をゆっくり繰り返す、ことではないはず。国会で語って下さい。

言葉で残されていなくても、遺跡はとても雄弁! 神奈川県立歴史博物館で開催中の『令和4年度かながわの遺跡展 縄文人の環境適応』を見てきました(29日まで)。

神奈川県では中期~後期(約5500~3300年前)の縄文遺跡が多く、初めて見る大形土偶に興奮。座間市で昨年10月に発掘されたばかりの「顔面把手」はかなり大きめで両側に顔面、という全国的にも貴重な資料。遺跡の発掘はまさに現在進行形、今年もどこかで大発見があるかも。

〇〇遺跡と名前はあっても現在は名残なし、の場所も少なくありません。建物や橋など造るために土地を掘っていたら出てくるのが遺跡。土地をそのまま保存するのは簡単ではありません。

いま見られる縄文遺跡に触れたい、そう思った今年最初の博物館体験でした。

 

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女性も男性も、もっと軽やかに

2023年01月13日 07時21分01秒 | 日記、その他

オミクロン株はよりエアロゾル感染がしやすい状態にあるとか、島岡美延です。去年9月から陽性者の全数把握はされておらず、「風邪だと思っている」人は相当いそう。

母が娘を守る覚悟を描いた映画をご紹介した昨日、大坂なおみ選手がSNSで「妊娠と来年の全豪への意欲」を報告しました。全豪欠場が発表された時、彼女の選手生命を心配する記事も出ましたが、25歳の彼女の人生、いい感じですね。

すでに〈ママさん選手〉としての活躍を期待する声は多いけど、いつになったら、女性アスリートに付きまとうこの表現がなくなる? 出産した女性に限らず、一度引退した選手がまた現役復帰、というのは男性でも増えてきたスポーツ界。フィギュアスケートの高橋大輔選手はシングルから引退、アイスショーなどに出演するも、アイスダンス選手として競技の場に戻って、さらなる進化を見せています。

復帰を「奇跡」のようにとらえるより、もっと軽やかに「またやります」でいいはず。何せ、人生100年時代ですから。

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母は強し、メキシコでは

2023年01月12日 07時15分51秒 | 姿勢&見た目

どうする、迷い込んだクジラ、座礁した護衛艦、島岡美延です。身動きが取れなくなる前にこの国が進むべき道とは。

世界中の母親が求めるのは子どもの安全。映画『母の聖戦(20日公開)』をご紹介します。年間約6万件もの誘拐事件が起きていると推定される、メキシコの誘拐ビジネスの闇に迫った本作。女性監督テオドラ・アナ・ミハイは、ある母親に密着取材を計画するも危険すぎて断念、この物語を生み出したそう。

メキシコ北部の町で暮らすシングルマザー、シエロの18歳の一人娘ラウラが犯罪組織に誘拐される。身代金20万ペソを払ってもラウラは帰らない。警察に取り合ってもらえず、シエロは自力で娘を取り戻すと誓って調査に乗り出し、軍のパトロール部隊のラマルケ中尉と協力関係を結ぶ。人生観が一変するおぞましい経験に震えながら、最愛の娘を探し続けるシエロがたどり着いた真実とは?

組織の怖さはもちろん、警察にも頼れず、一般市民はこんな思いをしなくてはならないのか。母の想いよ、届け。

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