冬はダメなのか

増毛で一番南側にある雄冬。



札幌から走って２時間弱。
切り立った崖が何キロも続く景観が自慢なところ。



もう飽きるほど通り抜けているハズなのですがね。
飽きちゃったかい？
いや、そんなことは無いなぁ。



飽きることはありません。
その時々で空も違うし海も違うんだから。



雪深い山の中にあるワケじゃ無い岩尾温泉。
町内では比較的少ない方ですわ。
そんな場所なのに冬期休業なんだもの。

新築した頃は通年営業だったんだよなぁ。
お客が来ないから閉めるのか、閉めたから来る人が減ってしまうのか。



チャレンジは続きます…。
そう書きたい気持ちが無いワケでもありませんがね。
もう十分長いトンネルを通り続けているんだもの。

残された期間、自分の出来るものを吟味します。

鉛色

鉛色。



冬の日本海を表わすのにピッタリな言葉だと思います。
荒々しさと太陽の光が届かない暗い感じ。
寂れて行く地域だってことも影響しているかな。
人が増えて勢いのあるところなら空や海が灰色でもマチは華やかだろうから。

そんなマチにはもう…。

いや、後ろを向かないことにしたのでした。
愚痴は言わないぞ。

守備範囲

冬期間は閉鎖されている重要文化財の旧商家丸一本間家。



開業当時の呉服店舗は、道内でも指折りの規模を誇るものだったのだとか。
その面影は今でも当時の繁栄を想像するのに難しくはありません。
大きな梁と豪華な造り。



そんな呉服店舗で着物の着付けをしてもらえたら…。
出来れば通りを歩いてみるのもいいんじゃないかな。
日本人だけじゃ無く外国の皆さんにも体験してもらいたい。



今流行の着物でもいいし、タンスの中で眠っているものだって。
着物展を兼ねた着付け教室。
加えて通りに茶店でも出しましょうか。



そんな風情を楽しんでいただきたい。
ああ、早く雪溶けないかな。



ところで…。
日々暖かくなるのを感じるこの頃ですが、真冬の設定で映画を撮りたいというお話が来ています。
これから降らないって保障もありませんけどね。
可能性は薄いだろうなぁ。



雪、欲しいんだって。
もう半月もすれば春になるんだもの。
大丈夫かー。



映画を撮るのはプロの世界の話として。
人集めとか、交通整理とか。
自分たちが手伝えるのはそんなところ。



ワタクシの守備範囲は、もともと観光案内ですから。
美味しいものをどう伝えるのか、どうしても見て欲しいところに行ってもらうにはどうするか。
そんなことを日々考えます。

覚えます

さて。

近くの席で家族の“あーでもないこーでもない”の話を聞かされ続けたイタリアン料理の店ダルセーニョ。
どうも人の悪口を聞かされ続けるのって気分が乗りませんな。
喋っている方はいいのかも知れませんが…。

聞かなきゃいいんだろうけどね。
聞こえてしまうんだもの。
せっかく美味しい料理が来るのだから。
もっと料理に集中しよう。



家族が注文したのはワタリガニのパスタ。
トマトソースとの相性もいい定番の人気メニューです。
ワタクシのは海賊の何とか…、ってヤツ。



でも運ばれて来た時の名前はタコと貝の何とか。
ちゃんと覚えて無かったのですぐ自分のだと気付きませんで…。
ホール係の方には失礼してしまいました。
「海賊のヤツですか。」って聞き直してしまいましたもの。

どちらも細麺のアルデンテ。
歯ごたえ良好、超美味しです。



で、我が家の２番目のコが注文したのはナスと何とか。
ううーん、結局のところどれも正確に覚えられませんでした。
みんなトマトソースだね、って言ったのだけは覚えてるんだけど。

これだけはちょい太の麺。
何故だろう。
ソースとの相性かな。



熱いものは熱いうちに。
食事の時は会話も楽しみながら、とは思うのですがね。

どうしても黙々と食べ切ってしまいます。
そして時間を持て余してしまう。
いかんなぁ。



貝は手づかみで身を外して行きます。
次々に。
もちろんフォークでですがね。

そしてトマトソースの付いた指の先をペロッ。
ちょっと行儀が悪かったかな。



食後のデザートはフルーツケーキ。
最近はこれくらいのボリュームで十分満足するようになりました。
減量作戦も微量ながら進行中。
もちろん減る方に。



だけどなぁ。
調子に乗ってコーヒーのお代わりをしてしまいました。
パスタを早く食べた分、コーヒーはのんびりと。



少しは大人っぽくなったでしょうか。
席での振る舞いは未だギコチ無いところも残りますけどね。



いつも自然体でいられるよう少しは笑って行こうと思います。
それでなくても怖そうに思われているんだから。
自覚症状のある太っちょオヤジ。

そろそろ微笑むことを覚えよう。

大好きなもの

たまに揚げてくれるザンギ。



おばあちゃんの味付けに勝るものはありません。
大好きなんだもの。
山盛りになった皿から４コだけ。

そう、残らず食べることが出来ないことが何より辛いのです。
はぁ…、もう少し頑張ろう。