普段何気無く走り抜けていますが、雄冬までの道は断崖絶壁の続く絶景な場所。
長年住み続けているカメラオヤジは、通るたびにそんな景色を収めるのでございます。
ホントは自転車かバイクで。
車を停められる場所も少ない海岸線ですからね、歩くのが一番なのでしょう。
一度はチャレンジしてみたい。
雄冬の郵便局到着。
以前はここからそう少し上にある小学校まで上ってみたんだけど。
今はどんな感じなのでしょう。
気になります。
郵便局の向かい側に残されているコンクリート製の石段。
ここにも家があったのでしょう。
まだ若い頃、増毛港からの定期船で民宿に泊まりに来たことがありました。
どこの宿だったのかは忘れてしまいましたが、前の夜に飲み過ぎて朝起きるのが辛かったのを覚えています。
今から40年も前の話。
その間、国道も開通し、陸の孤島では無くなった雄冬。
マチに出るには便利になったけど商店は消え、飲食店も辛うじて1軒が残りました。
高倉健さん主演の映画「駅STATION」は、そんな国道が全線開通する直前に撮られた作品。
劇中で、「国道が通れば、人がわんさか押し寄せて…。」のセリフが心に残ります。
便利は豊かなんだろうか。
つい、そんなことを考えてしまいます。
国道231号の開通を記念して設置されたサンセットウェーブ。
その中に浮かぶのはトド島。
そこまで泳いで行くのが自慢だったような…。
来る時にいただいたリンゴと洋梨。
事務所に戻ってお昼に食べます。
ごちそうさまでした。