四月十八日。陰。日中気温高く、まるで初夏のごとき暑気の一日。仕事のあと繁華街へ出て喉を潤すこととす。
市内某ホテルのスパにて軽く汗を流し、外に出ると時刻はちょうど燈刻。
橘通西の繁華街(通称ニシタチ)に出で、行きつけの大衆酒館たかさごにて憩う。
まずは手羽焼きを囓りつつ冷たい生ビールで喉を潤し一息つく。その後、焼酎とともに牛もつ鍋を食す。
ここの牛もつ鍋は以前は冬季限定の献立なれど、評判が良かったらしく通年出される献立となれり。旨味溢れるもつの脂がまことに佳味なり。また、キャベツや牛蒡、ニラといった野菜が豊富なのも良し。加えて、添えられた辛味噌がもつに合っていて食欲をそそり、酒を進ませし。あらかた具を食した後はちゃんぽん麺を投入し、もつや野菜、ニンニクの旨味がたっぷり含まれた煮汁で食すもまた良し。
店内はカウンターもテーブル席もほぼ満員で賑やかとなれり。活気溢れる店内の雰囲気を味わいつつの独酌というのは実にいいものなり。
たかさごを出でて繁華街をしばし散策す。週末としてはまずまずの人出といったところか。
さる中華料理店の前を通ると、上階にある宴会場がずいぶん騒々しい。若者たちの嬌声が通りの外にまで響き渡り、時折壁をドンドンと叩くような音も。大学か何かの歓迎会か。近時改装してシックで落ち着いた感じの外観となった店なれど、これでは些か台無しの感あり。
野良猫たちがよく集まる路地にはこの夜も猫の姿あり。野良猫たちこそ、独りの繁華街散策に慰安を与えてくれる存在なり。
繁華街散策のあと、こちらも行きつけのバーに立ち寄り憩う。大人の隠れ家的な存在のバーゆえ店名は特に秘す。この店も来店客多く週末らしい賑わいとなれり。
週末のみマスター氏を補佐して店に入っているバーテンダー氏手製のハンバーグを食す。前々回来店した折にも食し、その美味なことに唸らされしが、今回は調理の過程をつぶさに観察す。玉葱を細かく刻み挽肉と合わせ、しっかりと時間をかけて捏ねた後にパンパンと音を立てながらハンバーグの形を整えていくさまは、さながらプロの料理人のごとし。もっとも彼の本職は調理師なので当然といえば当然か。そして、ついにハンバーグは焼き上がりし。
その味の美味なること、ここがバーであることを一瞬忘れさせるものあり。
キューバリバーを飲んだ後、これまで飲もうと思いつつも度数の高さゆえなかなか飲めずにいたボイラーメイカーを注文して飲む。普通のビールではなく、黒ビールにバーボンを合わせるという形で出してもらう。思いのほか飲みやすく、かつ芳醇な味わいで満足す。
とはいえ、やはり度数の高さで酔いは一気に回っていき、結局はわずか2杯のみで切り上げて家に帰ることとなれり。余も酒が弱くなりつつありしか。齢を重ねつつある己が体を嘆く夜とはなれり。
市内某ホテルのスパにて軽く汗を流し、外に出ると時刻はちょうど燈刻。
橘通西の繁華街(通称ニシタチ)に出で、行きつけの大衆酒館たかさごにて憩う。
まずは手羽焼きを囓りつつ冷たい生ビールで喉を潤し一息つく。その後、焼酎とともに牛もつ鍋を食す。
ここの牛もつ鍋は以前は冬季限定の献立なれど、評判が良かったらしく通年出される献立となれり。旨味溢れるもつの脂がまことに佳味なり。また、キャベツや牛蒡、ニラといった野菜が豊富なのも良し。加えて、添えられた辛味噌がもつに合っていて食欲をそそり、酒を進ませし。あらかた具を食した後はちゃんぽん麺を投入し、もつや野菜、ニンニクの旨味がたっぷり含まれた煮汁で食すもまた良し。
店内はカウンターもテーブル席もほぼ満員で賑やかとなれり。活気溢れる店内の雰囲気を味わいつつの独酌というのは実にいいものなり。
たかさごを出でて繁華街をしばし散策す。週末としてはまずまずの人出といったところか。
さる中華料理店の前を通ると、上階にある宴会場がずいぶん騒々しい。若者たちの嬌声が通りの外にまで響き渡り、時折壁をドンドンと叩くような音も。大学か何かの歓迎会か。近時改装してシックで落ち着いた感じの外観となった店なれど、これでは些か台無しの感あり。
野良猫たちがよく集まる路地にはこの夜も猫の姿あり。野良猫たちこそ、独りの繁華街散策に慰安を与えてくれる存在なり。
繁華街散策のあと、こちらも行きつけのバーに立ち寄り憩う。大人の隠れ家的な存在のバーゆえ店名は特に秘す。この店も来店客多く週末らしい賑わいとなれり。
週末のみマスター氏を補佐して店に入っているバーテンダー氏手製のハンバーグを食す。前々回来店した折にも食し、その美味なことに唸らされしが、今回は調理の過程をつぶさに観察す。玉葱を細かく刻み挽肉と合わせ、しっかりと時間をかけて捏ねた後にパンパンと音を立てながらハンバーグの形を整えていくさまは、さながらプロの料理人のごとし。もっとも彼の本職は調理師なので当然といえば当然か。そして、ついにハンバーグは焼き上がりし。
その味の美味なること、ここがバーであることを一瞬忘れさせるものあり。
キューバリバーを飲んだ後、これまで飲もうと思いつつも度数の高さゆえなかなか飲めずにいたボイラーメイカーを注文して飲む。普通のビールではなく、黒ビールにバーボンを合わせるという形で出してもらう。思いのほか飲みやすく、かつ芳醇な味わいで満足す。
とはいえ、やはり度数の高さで酔いは一気に回っていき、結局はわずか2杯のみで切り上げて家に帰ることとなれり。余も酒が弱くなりつつありしか。齢を重ねつつある己が体を嘆く夜とはなれり。
気持ちの良い宵、そぞろ歩きもいいもの、あっちにふらふら?こっちにふらふら 行きつけのお店で美味しいハンバーグ!なんて嬉しい時間を過ごされたのでしょう・・・羨ましくなりました♪
ハンバーグ 食べてみたい・・・
行きつけにしているこのBAR、なにかしら食べ物を出してくれるんですけど、それらがどれも美味しいんです。食べながら飲まないとダメなわたくしとしては、すごくありがたいんです。
ちょっとふらふらとそぞろ歩くのには、まことにいい時期になってきましたよね。けいさんも、どうかそぞろ歩きをお楽しみになってくださいませ♪