
水中で写真を撮っている私。
今年は今までのダイビングは全てスキンダイビング。スキューバなら水中にゆっくり居られるので写真もゆっくり撮れますが、スキンダイビングでは息を堪えていられるだけ。しかも浮力がネックになります。陸上では重いカメラを持ってもそれほど沈みません。これは、以前紹介したハコフグの赤ちゃんを撮ってるときだと思います。魚を撮る時はなるべく上からのアングルではなくて、魚の横から背景が広い海になるように撮りますが、このときは被写体が岩の間。しかも水底にはウニなどの底生生物がいるので身体を水底につけられないって感じです。ただし、スキンダイビングでこういう姿勢になると浮いてしょうがないので片手で岩を掴んで片手でカメラを。

潜水するときは、ヘッドファースト。逆立ちする感じ。自然とスーッと潜っていけます。先日は水面から水底の様子もほとんど見えない深いところ(たぶん10m前後)にいきました。耳が痛くなるので耳抜きをしながらとマスクもぎゅーって押さえつけられる水圧を感じます。(マスクスクイズという現象。鼻から空気をマスクに入れて均圧する。)このくらいの水底になると、身体の体積が小さくなり浮力も小さくなるので海底にぺたーっと降りることができます。そこから水底を見上げると遠い!! でもあせらず落ち着いてゆっくりと浮上しましょう。