たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(晩秋の日高山脈11/8)

センチュリー深川 1~ ナブさんの家編

2011年06月20日 | 日記

6月19日、深川市で開かれた自転車イベント「センチュリーラン深川大会」に参加のため、奥さんをサポーターに6月18日から出かけました。今回は、イベントはもちろん、道々でいろいろな場面での出会いが多く、印象に残るものだったので6部編成として記録することとしました。

たまたまなんですが、おじさんが会員となっている、NPOフェザードフレンド(詳しくは、このホームページをご覧ください)とかかわりがある、東海大旭川校、織田憲嗣教授のコレクションをテーマとした「LIFE & Design~北欧の美しいくらし」展が、道立旭川美術館であるので、ツアーでの参加案内がありました。

おじさん、18日は深川へ向かうだけですので、現地(旭川美術館)合流ということで参加することにしました。

当日は13;00頃美術館前ということだったので、途中、美瑛の「ナブの家」に寄っていく計画で自宅を出ました。オーナーのナブさんとの出会いは、フェザーフレンドとのかかわりからでしたが、年に3回くらいおじゃまし、ナブさんの木工作品や自然を楽しませてもらっているところです。cafeもあったのですが、事情があって閉鎖したこともあり、1年近く行っていなかったので、フラッとですが18日に寄ることにしました。

美瑛の丘、「ケンとメリー」のポプラの木を越えて数百メートル行くと、バードハウスが道ナビになっている所が、ナブさんの家です。本当に久しぶりの訪問でした。周りの風景は以前とちっとも変っていません。十勝の自然を自慢していますが、ナブさんの自然もお気に入りのスポットです。

                        

工房にいるかと思って、そちらに向かってナブさんを呼んだら、前はcafeであった建物から顔を出しました。久しぶりの訪問にナブさんも喜んでくださいました。挨拶を交わす中で、「他の人たちももうすぐ来ますよ。今コーヒーの用意をしていたところです。」ということでした。「やっぱりな」、おじさんが行くと言ったことも関係しているかもしれないけど、旭川に行くならナブさんの家は関所みたいなものですから、納得。

というわけで、みんなが来るまでcafe下の沢やら周りの草花を観賞したり、工房の作品を見せてもらっていました。ここでいただいたカタクリの球根は2年間かけて、今年初めて芽を出したところです。紹介してもらった草花などいくつか紹介します。

年代の方は、よく見かけた亜麻の花と思われる花、これは「リナム」という花だそうです。亜麻は1年草ですが、この花は宿根亜麻だそうです。緑の中に清楚に咲いていました。

                        

沢の入り口にあった花、これは「銀ラン」というラン科の花です。北海道には自生していないということです。ナブさんがもらったものを移植したものです。北海道にもなじんだようです。

                        

一杯あるのか、花の茎ごと取って見せてくださったのは、「オドリコソウ」です。シソ科です。葉っぱはやっぱりシソの葉と似ています。ピントが別のところにあってしまって、ピンボケです。

                        

一杯紹介していただきましたが、写真の最後は「ジキタリス」(ゴマノハグサ科)です。ラン科かなと思ったら違いました。

                        

そうこうしているうちに、フェザーフレンド一行がやってきました。10名いました。これでナブさんの家には十勝12名様ご一行となり、とってもにぎやかにコーヒーをいただきながら、ナブさんとの再会を楽しみました。一行の中には帯広畜産大学で野生動物管理学のY教授も一緒でしたので、ナブさん、待ってましたとY教授に見てもらいたいものがあると外に連れ出しました。戻ってから聞くと、モモンガのひなが4匹いるということで、巣離れの時期を知りたくて巣の中を見てもらったそうです。こんなことからも、ナブさんの家がいかに自然豊かかわかります。十勝では、おじさん行きつけのoakway innにもモモンガが巣をつくっています。

元cafeの中は久しぶりにオープンしたように賑やかでした。おじさんと奥さんは、以前ここに来た黒田清子さん(平成天皇の御長女様)ご夫妻が来たときに座った場所に座らせてもらってご満悦。

時間が来たので外に出ますと、ナブさんが、自宅玄関前にあるバードハウスにニューナイ雀の雛がいるので見てごらんということで、ハウス公開をしてくれました。いました、もうすっかり雀らしくなったニューナイ雀が6羽いました。ナブさんずいぶん思い切ったことをしてくれます。頭上の電線には親雀がびっくりしてチュン、チュン鳴いていました。

                        

ナブさん、木工芸が専門ですが、自然との共生を堪能されています。おじさんと同じ年、こんな生活に共感します。

おじさんの奥さんは、自然の草花だけでなく、特に木工作品に魅かれていました。出会ってから、常々ほしいと思っていた「ナタ木工」の額をこの日購入しました。自宅に帰ってから、おじさんが現役のとき節目、節目で応援してくださった、大先輩のKさんの絵手紙を入れてみました。どちらの作品も一流です。どこに置こうかと迷っています。

                        

ナブさんの家を久しぶりに訪問し、ナブさんの人柄と自然を楽しみ、フェザーフレンドの次の目的地、旭川へと向かいました。