昨日
帯広緑ヶ丘公園内を散歩しました
小鳥・エゾリス・フクジュソウなど
公園内の生き物や自然を堪能しました
もう一つ
印象に残る出合いがありました
散歩をしているコースで
二つの歌碑があり
(公園内に歌碑がいくつあるかはわかりません)
文学的要素は全くないおじさんですが
何か迫ってくるものを感じたので...
ひとつめの歌碑
降りこめし雪ふかふかと物音吸い
夜の地表にひびく音なし 精盛
詩(うた)の内容は
おじさんなりにも想いうかべながら理解できます
おじさんなりの情景が浮かんできました
ふところの深い自然に吸い込まれそうな感覚です
「静」を感じました
裏には碑文が...
おじさんと同郷でした
おじさんは下(下浦幌)の方ですが
船橋精盛さんは上浦幌のお方です
二つ目は駐車場の近くにありました
母を軸に子の駆けめぐる原の晝(ひる)
木の芽は近き林より匂ふ(う) ふみ子
子をいつくしむお母さんの心情を想いました
子どもたちも
お母さんに見守られ
安心してはらっぱを駆けめぐっているのでは...
春の新芽の匂いは強烈で勢いを感じます
「動」を感じました
碑文には...
中城ふみ子さんは
戦後の歌壇に大きな影響を与えた御方のようです
母親としても
歌人としても
あまりにも若くしてお亡くなりになりました
公園の空間の中で読む詩
言葉の力に
おじさんなりに感動していました