たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(十勝が丘展望台から日高山脈眺望12/2)

タンチョウ足環193♀の出合いと これまでを振り返る

2023年12月25日 | 野鳥

出合いから8シーズン目となった

タンチョウ足環193♀

今年は12月21日に初めて出合いがありました

 

今日は2回目の観察ができました

やっぱり1羽で来ていました

他に2羽のタンチョウがいたので

遠慮気味に周りをうろついています

他の2羽は場所を譲ってくれたようです

足環193♀は本当に想い入れのあるタンチョウなので

愛おしくて愛おしくて...

 

今年で出合から8シーズン目ですが

これまでの出合いでその時々にドラマがありました

今はつがいのオスをなくして孤独の身ですが

出合いから193♀を見てみましょう

 

1シーズン目(2016年秋~2017年春)

この年の12月4日に初めて足環193♀に出合いました

右側にいるのが足環193♀です

この時点ではよくわからなくて

ただ足環らしいものがあるという認識位でした

後日 気になってトリミングしたら

193と読み取れたのです

 

この年は193についての情報もなくシーズンは終わったと思います

(本当に記憶が定かでなくなりました(笑))

 

つがいでやって来ましたが子どもはいませんでした

 

2シーズン目(2017年秋~2018年春)

この年もたいした期待はしていませんでしたが

偶然 前年出合った足環193♀を見かけたので

俄然 興味が湧いてきて

いろいろ情報を集めたらNPOタンチョウ保護研究グループにたどり着き

足環193♀の出処や行動などが分かって

いっそう愛おしいタンチョウとなった次第...

 

このシーズンはいっぱい写真を撮りました

このシーズンもつがいで来ましたが

子どもはいません

 

3シーズン目(2018年秋~2019年春)

出合って3シーズン目もつがいだけでした

子どもはいません

遅れましたがこの足環193♀の出処や行動ですが...

誕生は2013年 場所は釧路湿原(鶴居村)

何処でつがいになったのかは分かりません

(♂の生まれたところなどの情報はありません)

 

いずれにしても釧路管内から

越冬地として十勝にやってきたということです

 

もっとすごいのは

春になったら営巣地として

オホーツク管内枝幸町に行っているのです

 

釧路生まれで十勝やオホーツク管内を移動する

珍しいタンチョウということです

 

4シーズン目(2019年秋~2020年春)

この年は子連れで来ました!

毎年何か原因があって子どもに恵まれなかったのでしょう

やっと子どもが出来て

おじさんは孫のように可愛かったです

 

それでも自然に生きる野鳥の家族は

おじさんにはかわいそうでしたよ

 

つがいは次の子どもづくりに

この子どもをいやがおうにも突き放して行かなければなりません

移動近くなると寄ってくる子どもを追う払う姿は

可哀そうでした...

(連れて行ってもいいのにと思っていますが)

 

5シーズン目(2020年秋~2021年春)

この年は双子を連れてきました

でかした!!

子育てする姿も素敵でした

それでも春になると別れが待っているのです

 

6シーズン目(2021年秋~2022年春)

このシーズンは1羽の子ども連れでやって来ました

 

7シーズン目(2022年秋~2023年春)

この年の夏 悲劇が襲ったようです

枝幸町に着いたことは着いたのですが

つがいの♂が事故でなくなったというのです

 

この年も2羽生まれたそうですが

♂がいないので育てられなくて

2羽もなくなったと聞いたような...

(先日 聞きました~間違いないような)

こちらに193♀が来るかどうかとても心配でした

 

一度は故郷の鶴居に行って

すぐ離れて枝幸に戻ったのか

湧別町で見かけてその後が分からないということでしたが

12月に入って

1羽だけでやってきて越冬をして行きました

 

8シーズン目(2023年秋~    )

今シーズンもやって来ましたが

193♀との出合い8シーズン目に思うこと

なんとかつがいの♂を見つけて

枝幸町に行ってもらいたいな...



最新の画像もっと見る

コメントを投稿