たそがれおじさんのぐうたら人生(TOGZ) 

「とかち」をこよなく愛するおじさんが自転車で巡る十勝野風景を発信(晩秋の日高山脈11/8)

ビバ!美ら島オキナワCentury Run  2 

2011年01月19日 | 自転車

1月15日(土)

この日の天気は、雨のち曇りで強い風との予報であった。7:30頃、ホテルのバルコニーからの前浜は、少しさざ波はあったが、サンゴの海を眺められました。空は予報どおり、どんよりです。

           

食事を終え、自転車の組み立てをしました。一応、組み立てはできたものの、走行に耐えられるような切り替えやガタがないかは、実走する必要があります。

          

実走は、スタート地点の恩納村コミュニティーセンターまでの往復10.8KM 。自転車の調子はグットです。ほぼ2カ月ぶりの外でのライディングも室内ローラーの効果があるのかな、という感じです。外は、雨が時折ぱらついたり風が強まってきました。ホテルに帰って、11:00頃の前浜は、朝とは打って変わっての状況です。

         

受付と開会式は、15:00からと17:00からの2回に分かれているので、17:00からのほうに参加することにして、時間までタクシーを使って付近の観光をすることにしました。おじさんの今回の旅は、美ら島オキナワCentury Runに参加することですから、観光といってもこれという計画があるわけではありません。でも、一つだけ絶対見逃さないぞとしていたのが、沖縄の桜を見ることでしたから、運転手さんには、ここだけは外さないようお願いして、観光の身を運転手さんにゆだねました。

明日のコースは、桜ロードとはいうものの、まだ少し早いということで、八重岳公園が二分咲きとの事だったので、そこを目指しました。見ました、1月の桜を。ここの桜は、寒緋桜といって、濃いめのピンクです。木によって咲き具合は違いますが見事に咲いている木もありました。メジロなんかも花をついばんでいる光景は、おじさんのいる北海道とは趣が違います。

         

この桜は、みんな下を向いていて、花の時期が来るとポトンと落ちるそうです。

         

 

桜を観賞できたことは、今回の旅の満足度の半分の価値がありました。その上、あのような富士山まで見れたのですから。富士山と桜、日本人DNAの象徴のようなものです。おじさん心です。

 運転手さん、次は水族館に連れて行ってくれました。「美ら海水族館」という名称で、沖縄海洋博の際に作られたそうです。世界最大級の大水槽の魚たちから、ジンベイザメとメガネモチノウオを紹介します。その他、熱帯性の魚たちが色鮮やかにおじさんたちの目を楽しませてくれました。

         

 

         

時間が足りないくらいで、水族館を後に、明日のコース折り返し地点のある古宇利島を目指しました。島に向かう古宇利大橋が観光スポットということです。目まぐるしく変わる天候のおかげで、橋をまたぐ虹もかかり、おじさんとしては絶景の感でした。

         

開会式の時間も近づいてきたので、足早に車を進めてもらい、フルーツランドで熱帯植物を観賞し、そのまま開会式場の恩納村コミュニティーセンターに行きました。

開会式は、特に印象的なことはありませんでしたが、今回の参加者が1702名であることが分かりました。十勝の仲間Kさんが紹介してくださった、森氏(沖縄自転車競技連盟会長)にも会い、名刺を届けさせてもらいました。K氏のこともちゃんとわかっていて、「ツールド北海道」のプログラムを送ってくださる方だと言っていました。また、かつて現役でブリジストンアンカーの選手であった、飯島誠氏のワンポイントレッスンがありました。

いよいよ明日が本番です。ホテルの部屋で思いをはせていましたが、外の風がビュービュー吹いて、部屋の中まで暴風警報でした。         

 

 


ビバ!美ら島オキナワCentury Run  1

2011年01月18日 | 自転車

沖縄でのセンチュリーラン、昨日夜中、無事帰宅しました。

満足感と疲れで、ゴッタゴッタ状態で朝(といっても9:00)を迎えました。気が抜けるっていうか、開放感に満たされるというのか。

天候的には、大変な時に行ったようですが、そこを受け入れ、おじさんなりに「ビバ!美ら島オキナワCentury Run」となりました。

今回は、奥さん同伴なもんだから、いつも以上に道々が濃厚なイベント参加ということです。そして、出会いもありました。

1月14日(金)出発の日

朝6:48、特急「スーパーとかち」で帯広から出発。十勝は、晴れていますが、昨夜までの大雪は上川(トマム)を通過する頃は、結構な雪だったことが分かります。家々も木々もスッポリと雪の中です。

               

これだけ降ると、木々と雪が織りなす芸術模様があります。おじさんの子供のころよく見た記憶がある、アレ。そう、くす玉っていうのによく似ているではありませんか。おじさん心です。

               

千歳空港は、寒気団の影響を受けながらも、お日様も時々顔を出していました。若干の遅れはありましたが、順調に羽田を目指しました。空の旅なもんですから、空を見ずして何なのかということです。いつものように窓側をお願いし、下界の視察。空の様子については時間があるとき、別途、寄せ集め編をしてみたいと思います。が、これは特別。富士山ですよ。下の1枚は、着陸直前東京湾を通して見えた富士山です。前回よりはずっと見ごたえがあります。あとは、羽田から沖縄のコースでの富士山に心が躍ります。

               

羽田空港で、1時間少々の待ち時間があり、昼食をとり、沖縄へ向け12:35、出発。待ちに待った富士山がすぐ横に現れました。こんなにはっきり、まじかで見たのは初めて。やっぱりおじさん、日本人。少し冷静さを欠きました。

               

この上空を越えたあたりから、下界は、雲また雲の世界です。ずっと下が雲に覆われていますが、その雲も2~3千メートルなもんだから、飛行機は、真っ青な中をおじさんを運んでくれます。この調子で沖縄に着いてもきっと曇りだろうと思っていました。ところが、あにはからんや、那覇空港に近づくにつれ、雲が切れ切れになっているではありませんか。お日様も顔を出しながらおじさんを迎えてくれました。光の加減で海の様子は、この写真では分かりませんが、エメラルドグリーンでした。

              

空港に降り立つと、気温が18℃ほどあり、今朝の十勝の気温からすると、温かく感じました。空港からは、リムジンバスでホテルに向かいました。南国に来たと感じさせる風景もバスの中から見て取れます。

              

ホテルには、おじさんより一足早く自転車が届いていました。今日は、移動に疲れて何もしたくないので、自転車は明日受け取ることにし、ホテルでの夕食をとり、部屋でくつろぎながら休みました。

        

              

 


着きました、沖縄

2011年01月14日 | 日記

おじさん夫婦の二人旅、やっと沖縄に着きました。

ひさしぶりの二人旅なもんで、まるで珍道中の様相を呈しています。奥さんは体格の通りドッシリ、おじさんは時間に余裕を持ちたいものだから、ちょこまかちょこまかと動いてばかり、挙句の果て、たそがれているものだから、はみ出し行動も多く、奥さんニヤニヤ。

で、旅の写真はホテルで編集できなくてコメントだけ。

十勝は、出るとき-15℃、沖縄は+18℃、Kさんの助言のとおり暑いこと。あと2・3日 で冬の感じになるかも。

羽田から沖縄の路線で、富士山をくっきりとゲット。写真を載せれないのが残念。

下界はすべて雲、雲。沖縄に着いたところで、晴れ間がのぞいて感激。でも、今は小雨がパラパラ、イベントの16日の天候が思いやられます。

美ら島センチュリーライド以外は、無計画のプラリ旅行。部屋に戻ってから、二人で今後の日程を立てます。

 


Bon voyage(よい、旅に)

2011年01月13日 | 日記

おじさん、あすから沖縄のサイクルイベントに行きます。

職場の仲間にも迷惑をかけてしまうのに、おじさん夫婦の旅が楽しいものにと、昨日、Mさんがハーブティー(ボンボ ヤージュ)で、送ってくれるというのです。でも、Uさんはこの香りが苦手ということで、Nさんと分け合い、我が家でいただきました。旅の出発に、このようなもてなしを受け、感謝。

                          

写真はこんな色で写っていますが、クロスが茶色だったもんだから、見事なピンク色も、クロスの色に吸収され、かなり色あせてしまいました。

で、このハーブティーの感想というと、なんと表現すればよいのか見つかりません。そこで、「ボン ボヤージュ」でインターネット検索をしたら、おじさんの感想とほぼ同様な言葉があったので、引用します。

「世界中から集めた、ハーブ、スパイス、ドライフルーツ。酸味と甘みのハーモニーを奏でる、心を遠い異国へ誘うエキゾチックなハーブティー」

この通りでした。


本とリンゴ

2011年01月11日 | 日記

おじさん、10日に65歳の誕生日を迎えました。連続した日々の中の1日なのですが、両親から生命を受けた日であることを考えるとやはり意義深い日なのであります。これは、生き続けている間は、何歳になったからではないと思います。

家族もたそがれるおじさんのために、奥さん自慢(?)の料理で祝ってくれました。

おじさん、自分でも自覚するくらい大雑把な人間で、家族なんかは一番被害を被っていると、一応は反省しているので、気を使ってもらうと本当に穴があったら入りたい心境です。

二人の子供からは、本と勤め先の地域で採れたリンゴのプレゼントがありました。

                     

姉の娘からは、「がんばりすぎてしまう、あなたへ」という本でした。大した生き方をしていないのに、気を使ってくれる繊細さに、すでにおじさんを超えています。弟の息子からは、上記のリンゴ。芯に蜜がたまって、いつも以上においしいです。リンゴでも食べて、元気をつけろって、いうことでしょう。やっぱりDNAを分けた男の子です。おじさんに似ないでほしいと願うばかりです。

大したこともできないおじさん、幸せをかみしめ、家族や社会のためにがんばるぞ!(「お父さん、それががんばりすぎっていうの」、っていう声が聞こえます。)